スターバックスが、オーストラリアの直営店事業を地元企業に売却し、撤退することが明らかになりました。スタバ、豪から“撤退” 地場コーヒー文化に勝てずという記事になっていました。
米コーヒーチェーン大手スターバックスが、オーストラリアの直営店事業を地元企業グループに売却、“撤退”に追い込まれた。
日本では大成功しているスターバックスですが、オーストラリアでは撤退を余儀なくなされた、と。その理由は「オーストラリアに根付いた独自のコーヒー文化」だそうです。
スタバ、豪から「撤退」 地場コーヒー文化に敗北によると、オーストラリアには1950年代にイタリアやギリシャなどからの欧州系移民が持ち込んだ独自のコーヒー文化があるのだそうです。
機械で入れるイタリア式のエスプレッソが基本で、英国式の紅茶文化をしのぐ存在になった。加えるミルクの泡がほとんどない「フラットホワイト」など独自メニューがあり、濃さやミルクの種類、泡の量で細分化。レギュラーコーヒーは「ロングブラック」と呼ばれ、呼称も独特だ。
オーストラリアのコーヒーに慣れている人には、スターバックスは全く違うコーヒーとして捉えられてしまったのかもしれませんね。
スターバックスは2000年にオーストラリアに進出、2008年までに1億ドル以上の損失を出し、84まで増やした店舗のうち60の不採算店を閉店するなどしていました。
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