女子バレーボール・栗原恵と大山加奈に生じた確執

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2003年に19歳コンビとして女子バレーボールで活躍した栗原恵と大山加奈に確執が生まれていた‥‥そんな二人が、テレビ番組の企画で再会したそうです。確執の原因はなんだったのか? 栗原恵と大山加奈、バレー人気を牽引したメグカナに生じた確執という記事になっていました。

翌年のアテネ五輪を控え、強い女子バレー復活を目指すべく全日本に抜擢された“メグカナ”は同じ19歳ということもあり、お互いを支える存在になると「プリンセスメグ」「パワフルカナ」の呼び名で大活躍。

メグカナが話題になったのは、覚えています。しかし、同い年で仲良しだった二人には、いつしか溝が生まれてしまったのだそうです。その原因とはなんだったのでしょうか。

大山は「とにかくメグのことばっかりでした。メグが何点決めたとか、私が何点決めたとか。どっちが活躍したとか、活躍しないとか、なんでそこを比較されないといけないんだろう」

マスコミの報道は二人をライバル視したものとなり、次第に距離を置かざるを得なくなってしまったということです。大山加奈は「いつまでも二人セットで扱われるんだということが積もり積もって」取材中に号泣したこともあったそうです。

あるスポーツを盛り上げるために、ある選手に注目が集まる“スターシステム”が日本のスポーツメディアにはありますが、持ち上げられたり、批判されたり、今回のケースのようにライバル視されることで、潰れてしまう選手も出てきてしまうんですよね。若い選手ならなおさらだと思います。

特に浦和レッズでは、フィンケ元監督やミシャ監督は、若い原口元気だけに注目が集まらないように配慮していたことを思い出します。“スターシステム”は、選手本人にとってはあまり良いものではありません。