「餃子の王将」労働組合の要求の4倍、ベア1万円を発表

2014 03 13 1146

ベアの季節です。熊じゃないです。ベースアップです。「餃子の王将」が、労働組合の要求した2,500円の4倍となるベースアップ1万円を発表しました。前社長の経営理念継ぐ 王将、ベア1万円 要求額の4倍という記事になっていました。

中華料理店チェーン「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)は12日、4月の給与から月1万円のベースアップをすると発表した。

ベースアップの要求とせめぎ合う‥‥ということはなく、一気に4倍です。定期昇給分も含めると、月収は約17,000円も増えるそうです。社員数は約2,200人、経営的には大丈夫なんでしょうか。豪気ですが、ちょっと心配です。社員のやる気はアップするでしょうけどね。

王将の広報担当者は次のようにコメントしています。

「昨年12月に射殺された大東隆行・前社長の経営理念を継ぎ、従業員の幸せをめざす。外食業界の待遇改善にもつなげたい」

とかく飲食業界は”ブラック企業”と言われることが少なくないですから、そのあたりのイメージを変えたい、待遇を改善したいという思いが強いのでしょうか。

記事によると、ベースアップによるコストは年間3億6000万円だそうです。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

「餃子の王将」大東社長、本社前で銃撃され死亡

「餃子の王将」が発電するらしい