Amazonの提供するクラウドサービス「Amazon Web Service」の導入事例に、任天堂が登場しています。導入事例: 任天堂株式会社 | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)という記事です。
他の機能は弊社プロプリエタリなオンプレミスのシステムで運営していますが、この DataStore 機能については、想定されるストレージサイズやユーザー数などを考慮した結果、クラウドを基盤として利用する方針になりました。実際、これが、AWSを利用する最初の取り組みとなり、2010年末に Amazon S3 の採用を決定しました。
任天堂のような世界的な会社が導入事例として登場するのも珍しいかな、と思いますが、バックグラウンドや選ばれた理由など、なかなか興味深いです。
Miiverseというプロジェクトでは、日本、北米、欧州でシームレスにサービスを提供するために「ワールドワイドのサービス網を持つクラウドサービスである」という点が決め手になったりしたそうです。
データをアップロードしたり、ネットワーク越しに他のユーザとデータを交換したりする際に利用する「DataStore機能」、各ゲームにコミュニケーションを提供する「Miiverse」、すれ違った時に起こる通信機能「すれちがい通信中継所」がAmazon Web Serviceで運用されているそうです。
このような導入事例を読むと大企業向けかと思うのですが、月額10円〜なんていうコンテンツもあったりします。
急ぎのウェブサイト公開が必要となる場合も多いキャンペーンサイトも、Amazon S3なら数分でアカウント作成、コンテンツの公開も10分程度で完了します。しかも契約期間の縛りもないため、すぐはじめられて、キャンペーン終了後、必要がなくなったその時点で終了することも可能です。
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