2013年第3四半期の業績発表で、4-6月期としては過去最高となる3,120万台を販売したiPhoneですが、その陰には「iPhone 4」の存在があったようです。アップルの秘密兵器はアイフォーン4という記事になっていました。
2010年に初めて発売されたスマートフォン「iPhone(アイフォーン)4」は、インドなど価格重視の市場で、アップルの売上高押し上げに貢献している。そして、グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載のスマートフォンを販売する多くの競合他社からの厳しい競争に対抗することに役立っている。
Appleとしては「iPhone 5」を売れ筋としていますが、低価格が重要なインドなどの新興国では「iPhone 4」が売上を押し上げているのだそうです。
市場調査会社のサイバーメディア・リサーチによると、アップルの4‐6月期のインド向けアイフォーン出荷台数は20万5000台となった。これは前年同期の7万2000台から3倍増え、前期比では41%の増加となった。
「より値段の安い機種が粗利益率を圧迫することから、潜在的には難点もある」ものの、Appleとしては積極的に「iPhone 4」を売る戦略に出ています。
こうした話を読むと「廉価版iPhone」の導入も、急がれているのだろうな、と思いますね。そして、アプリ開発者にとっては引き続き「iPhone 4」対応というのも、けっこう重要な要素かもしれません。