アップル、「Remote Desktop 2」を発表――50種以上の新機能を搭載という記事より。
Apple Computerが米国時間21日、Mac OS XやWindows、Linuxオペレーティングシステム(OS)を搭載するシステムのリモート管理を支援するネットワーク管理ソフトウェアを発表した。
50以上の新機能が追加されているそうです。
新機能には、OSやアプリケーションのインストールといったデスクトップ上の作業を管理したり、ハードウェアやソフトウェアに関する詳細レポートを作成したり、遠隔地から1台以上のMac端末上でコマンドを実行したりする機能が含まれる。
画面共有機能でVirtual Network Computing(VNC)対応コンピュータをリモートから監視/制御することができるそうです。
クライアント数10台まで299ドル、クライアント数に上限を定めない場合は499ドル。
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200以上のシステム情報属性に基づいたハードウエアおよびソフトウエアのレポートにより、「システム管理者はすべてのMac OS Xシステムの動作を把握できる」(Apple社)。また、リアルタイムのスクリーン共有機能を備えており、ヘルプ・デスク担当者は、離れた場所にある「Macintosh」コンピュータのほか、WindowsやLinuxシステムを含むVirtual Network Computing(VNC)搭載コンピュータのデスクトップを監視および管理することが可能。
今回の発表は、28日からサンフランシスコで始まる開発者向けイベント『2004 Worldwide Developers Conference』(WWDC) に先立って行われた。
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アップルコンピュータは21日、Mac用の遠隔操作・集中管理ソフトの新バージョン「Apple Remote Desktop 2」を7月下旬に発売すると発表した。価格は、10クライアント版が31,290円、無制限クライアント版が52,290円で、前バージョンである「1.2」ユーザーは2,625円でアップデート可能だ。管理者、クライアントともにMac OS X v.10.2.8以降に対応する。