「Instagram」規約変更で写真を広告主が利用可能に?

2012 12 18 1513

Instagram、プライバシーポリシー変更へ–Facebookとのユーザーデータ共有が可能にというニュースが話題になっています。Facebookとユーザデータを共有できるようにするための変更ということなのですが。

Instagramは2012年12月17日のブログ投稿で、「これにより、われわれはより効果的にスパムを撃退したり、より迅速にシステムや信頼性の問題を検出したり、Instagramがどのように利用されているのかを理解することで、すべてのユーザーに向けてより良い機能を構築したりできるようになる」と述べた。

ブログの記事によれば「Nothing has changed about your photos’ ownership or who can see them.」ということで、写真の所有権などに変更はないということなのですが。

多くの人が気にしているのは、ここのようですね。

Instagramは、そうしたAffiliateが「独自のサービス(より高品質で、より関連性の高い体験のユーザーへの提供を含む)」を提供できる、としている。おそらく、これは主に1つのことを意味しているのだろう。つまり、広告だ。それとは別に、Instagramはまた、ユーザーデータをサードパーティーの広告主と共有する「かもしれない(翻訳すると、ほぼ間違いなくそうするという意味だ)」としている。

「Affiliate」とは提携企業で、Facebookを指します。ユーザデータ、つまり写真やコメントなどをサードパーティーの広告主と共有できるかもしれない、ということなのですね。

この変更は2013年1月16日以降の写真に適用されるようで、Instagram「新しい規約により2013/1/16以後にアップされたコンテンツはFB広告素材に転用されます嫌ならアカウント消してね」 – Togetterといったまとめが作られるなどして、Instagramから退会する人が続出しているようです。

どのようにサードパーティーと写真が共有されるか明らかにされていないので、個人的にはまだ様子見だと思っています。それとは別に「Instagram」の使用頻度は下がっていましたが。

もし「Instagram」の写真をバックアップしてからアカウントを削除したいという人がいれば、下記の記事を参考にして下さい。

Instagramの写真をエクスポートする「Instaport」

ネタフルでは次のような記事を書いていました。

「Webstagram」Instagramにアクセスするウェブブラウザクライアント

「Instagram」に個人のプロフィールページが登場

Instagramの写真を一覧で流し見できる「listagram」

Instagramの写真から壁紙を作る「InstaWallpaper」

Instagramの写真でiPhoneケースを作れる「Casetagram」日本語版

Instagramの写真で豆本が作れる「Beanstagram(ビーンスタグラム)」

Instagramの写真をステッカーにする「Pripic」届いた!

Facebook「Instagram」を10億ドルで買収!関連記事まとめ

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