iPhone5のスピードテスト、全国的にau版iPhone5が優勢という調査結果が発表されていました。MMD研究所が実施したて「iPhone5のキャリア・地域別通信速度比較調査」によるものです。
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、全国主要都市(9都市・39地域)にて、「iPhone5のキャリア・地域別通信速度比較調査」を実施しました。9月21日のiPhone5発売以降、首都圏を中心としたiPhone5のスピード比較調査が出ているが、全国規模のスピード比較調査が少ないため、全国でのスピード比較調査を実施しました。
東京、札幌、仙台、金沢、名古屋、大阪、高松、広島、福岡で調査が行なわれています。
この調査地点だと、ダウンロードの平均値はそれぞれ次のようになっています。
・au 13.44Mbps
・ソフトバンク 9.56Mbps
auが優勢ですね。「特に地下街や地下鉄では、顕著に速度差が出る結果」と分析されています。
同時にYahoo! JAPANのウェブサイトの表示時間も計測されているのですが、
LTE捕捉箇所に限定してみると、au版iPhone5が2.47秒、SoftBank版iPhoneが2.81秒と、au版iPhone5が早いものの、大きな差はなかった。
ということで、ここまで速くなってくると、普通のウェブブラウズではあまり影響がなくなってくるのかもしれませんね。
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さらにYouTubeでフルHD(1080p、1920×1080ドット)の動画を再生してみたところ、WiMAXではデータのダウンロードが追いつかずに途中で何度か途切れたが、LTEでは最後までノンストップで再生できた。「LTEって速い!」と実感できた瞬間だ。