金環日食が終わっても、日食グラスはまだ役立ちます。2012年6月6日には、太陽の表面を金星が通り過ぎる「金星の日面通過」が観測できますよー!
金環日食の次は6月6日「金星の日面通過」という記事になっています。
「金星の日面通過」は、太陽の上を、金星の小さな丸い影が動いていく現象。国立天文台の天文情報センターによると「大変珍しい現象です」という。
太陽の手前を通るのは今回の月による金環日食も「金星の日面通過」も同じですが、金星は月よりも地球からの距離が遠いため、太陽の上に小さい点となって見えるそうです。
「金環日食は、地球上のどこかで毎年のように起きているが、金星の日面通過は、1世紀におよそ2回。より珍しいといえます」ということで、金環日食よりもレアな現象なのだそうですよ。
前回の日面通過は2004年6月8日。明治時代の1874年以来、130年ぶりの現象だったが、全国的に悪天候で観測日和ではなかった。
「金星の日面通過」は、次は105年後の2117年12月11日だそうです。確実に死んでいます。なお、次の日本で観測できる金環日食は、2030年だそう。
日本の場合、全国的に6月6日の午前7時半前に金星の丸い形が日面に入り、約6時間半かけ、移動する。正味5分ほどの金環日食に比べて、観測に余裕がありそうだ。
ながーい天体ショーになりそうですね。金環日食に用意した日食グラスも、そのまま使えるそうです!
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