雨の土曜日、2012シーズンのホーム開幕戦が埼玉スタジアムで開催されました。対戦相手は昨年の覇者・柏レイソルでしたが、1-0で勝利。浦和レッズはホームで良いスタートを切ることができました（と思う）。
実は試合観戦レポートを書くのは、約10ヶ月ぶりです。昨シーズンは途中で心が折れ、完全に静観モードになってしまいました。
そういう意味においても、2012シーズンは前向きな気持ちでスタートが切れたと思います。
昨シーズンは残留争いに加わった訳ですから、今シーズンもしばらくは我慢が続くと思っていたし、ホーム開幕戦も勝って欲しいけれど、柏レイソル相手ならば勝点1を拾えれば良いという気持ちもどこかにあり。
それが、勝点3ですから。本当に嬉しかったです。得点者はランコ。リーグ戦では初の得点となりました。
昨シーズンは、ボールを運んでからの手詰まり感が非常にあったのですが、今シーズンは打開策があるというか、そのあたりはミシャ監督の手腕なのでしょうね。
バックパスをしての後方からの組み立てにも、拍手がでるのは素晴らしいことだと思いました。なにがなんでも「後ろに戻すな！」とヤジる人もいますからね。
選手がやりやすくなるような、そういう雰囲気作りも、サポーターにとっては大切なことだと思いました。
とにかく選手たちが楽しそうにプレイしているのも良かったです。解き放たれた感がありました。
今シーズンは補強も大成功だと思います。阿部勇樹は随所できいていました。生で見て、本当に浦和に戻ってきてくれたんだと実感しました。
槙野も守備に攻撃に活躍しましたね。何より、ムードメーカーとしての役割も果たしてくれています。阿部と槙野で、若いチームに芯が一本通った気がします。
試合終了後の「We are Diamonds.」も最高でしたよ。選手たちがピッチの中央に戻り、肩を組み、サポーターと一緒に歌ったんです！！
これを経験したら、スタジアムに足を運びたいというサポーターも増えるでしょうね。選手とサポーターの一体感が感じられ、素晴らしいことだと思いました。
もちろん、常にうまくいくとは限りませんから、時に我慢も必要になると思います。
シーズンはまだ始まったばかり。浦和レッズのサッカーも、さらに熟成されていくでしょう。楽しみにして、スタジアムに足を運びたいと思います。
