Dropbox創設者:「ストレージフォルダは第1章にすぎない」–「ストレージと同期」の向こう側という記事を読んで、スティーブ・ジョブズがDropboxを買収しようとしていたことを知りました。
同社は2011年10月下旬、2億5000万ドルの資金を調達した。これは、昨今の大半の新興企業が調達している金額よりも大幅に多い。その後、雑誌Forbesは、故Steve Jobs氏が2009年12月にHouston氏に接近し、Dropboxを買収しようとしたことについて詳細に伝える記事を掲載した。
DropboxのCEOであるDrew Houston氏はこれを断り、Appleは後に「iCloud」をリリースすることになりました。
そ、そうだったんだ‥‥。
最近では「Pogoplug Cloud」もリリースされるなど、この市場を巡る争いはさらに加熱していますが「同氏は、Appleなどの競合他社について、それほど心配していない」そうです。
「われわれがコンピュータ上でファイルを管理する方法は異常だ。このシステムは何十年にもわたって利用されてきた。しかし、『これをオンラインに保存』という機能を持つ単一のボタンはまだない。まさにこれが、データをクラウド上に置くことで解決できる類の問題だ」
現在は「われわれがやりたいと考えていることの第1章にすぎない」ということで、今後どう進化していくのか楽しみです。
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追記:
▼Dropbox、2009年にジョブズの「千万ドル単位」の買収提案を蹴っていた
Appleのカリスマ的ファウンダーでCEOの故スティーブ・ジョブズ自身が最初の(そして最後の)提案を行ったという。Dropboxのファウンダーに対しジョブズは「Appleに会社を売るべきだ。Appleが近くこの分野に参入する(iCloud)のでDropboxのような競合サービスは叩き潰される」と説得を試みたという。