ナビタイムのカーナビゲーションシステム「カーナビタイム」をモニターさせて頂いています。前回はセットアップ編をお送りしましたので、今回は実際に使ってみた感想をお送りします!
前回の記事はこちらです。
▼ナビタイムのカーナビ「カーナビタイム」でドライブしてみた 〜セットアップ編
携帯電話などで利用するナビタイムは、通信によるリアルタイム情報の入手がポイントな訳ですが「カーナビタイム」でも通信機能を利用することで最大限に力を発揮します。
月額525円(2年契約の場合)でKDDIと契約することで、通信機能によりカーナビ機能を最新状態に保つことができるというのが「カーナビタイム」最大の特徴です。
さて、実際に那須旅行で使用した経験からすると、クルマでドライブに出かける機会が多い人には、月額525円の価値は多いにあると感じました。
情報が新しいというのは、やはり安心感が大きいです。
というのも、行きがけ、東北自動車道を走っているさなかから、そういう場面に出くわしました。
東北自動車道の佐野SAの先に「岩舟JCT」ができていたのですが、比較的最近に導入した我が家のカーナビには表示されなかったのです!
もちろん「カーナビタイム」ではばっちりでした。なるほど、こういう場面で通信機能のありがたみを感じることができるのだな、としみじみ思い入った次第です。
高速道路のジャンクションのあり/なしは、ドライブには大きく影響しますよ。だって、簡単に引き返すことができないんですから。
続けて良かった点を。
知らない場所での店探しに役立ちました。通信機能があるので、周辺の飲食店情報をリアルタイムに検索することができるのです。
もちろんこれ、運転中は自分で操作する訳にはいきませんから、操作は助手席の細君にお願いしました。
別段、操作方法は教えなかったのですが、なんとか使えてしまうものですね。特に不満もなく、ドライブしている近所のお蕎麦屋さんを探し出してくれました。
さらに!
食べログのレーティングまで表示してくれる訳です。
実はお蕎麦屋さん選びでも、このレーティングが役立ちました。
ここまでくると、いっそのことウェブの検索くらいできちゃったらいいんじゃないか、と思ってしまったのですが、やはり難しいでしょうか。
PCサイトじゃなくていいんです。ケータイサイトとか、スマートフォン向けのサイトで良いと思うのですが。
スマートフォンで検索すればいいんじゃないの? と思われるかもしれませんが、やっぱりカーナビにそのまま連動してくれると、クルマに乗っている時は何かと便利だと思うのですよねぇ。
あとは実際に使うかどうかは別としても、ガソリンスタンドの料金がリアルタイムに表示されるのは細君が喜んでいました。
だって、ガソリンスタンドがそれなりに密集しているようなところであれば、安いところが給油する、ということが簡単にできる訳ですからね。
「やっぱり観光地はガソリン料金が高いよね」とか、夫婦の会話のきっかけにもなるってもんです。
さて、良いことばかり書いてしまいましたが「こうだったらさらにいいなぁ」という点も書き記しておきたいと思います。
(OSアップデートができるので将来的に対応して欲しい!)
・画面が二分割になるといい
これは個人的な好みもあるかもしれませんが、拡大した地図と広い範囲の見える地図を同時に表示しておくのが便利なのです。
少し先の渋滞情報とか見て迂回ができますからね。
・目的地に向けて矢印が出て欲しい
カーナビによくある機能だと思いますが、目的地に向けてピーッと矢印(線?)が引かれるものがありますよね。
仮にルートを外れてしまっても安心ですし、わざとルートを外れるような時にも役立ちますので。
良い点、もっとこうなって欲しい点、それぞれ挙げてみましたが、特に文字入力等の操作方法を教えていない細君が、するするっと使えたのはすごいな、と思いました。
ある意味ではユーザインターフェースが携帯電話的というか、これまで展開してきたサービスのノウハウが活かされている、ということなのでしょうね。
なお「カーナビタイム」は携帯電話なみに数カ月に一回はアップデートをしていきたいという意欲的な話を伺っています。通常のカーナビであれば年に一回とか、ともすれば購入したままアップデートなんてせずに終わってしまうことの方が多いかもしれません。
だからこそ、カーナビを使いながら感じている「こうだったらいいな」が、将来的に改善される可能性があるカーナビというのは、非常にユニークだと感じました。
もちろんそれは操作感だけでなく、スポット情報なども増えていくそうなので、ドライブがより便利になり、便利になると美味しい情報も入手しやすくなるので、ますますエンジョイ・ドライブみたいな感じになっていくのではないでしょうか!
「カーナビタイム」の詳細・機能・スペックに関してはコチラからご確認ください。