グワッ! 縄文時代晩期後半の遺跡から、ほとんど当時のままのノコギリクワガタが発見されております!
縄文時代のノコギリクワガタ発見 奈良、ほぼ完全な状態という記事になっています。
ノコギリクワガタは体長約6センチのオスで、川跡沿いのアカガシの木の根元に付着した泥の中から発見。泥に潜る習性はないため、大雨で流れた土砂に埋まるなどして、空気に触れない状態で保存されたとみられる。
イヤハハー! これはすごい!
ほとんど現代のノコギリクワガタと同じじゃないですか!!
2800〜2500年前のノコギリクワガタということなのですが「大アゴや鋭い爪先などの外形は現生種と同じで、一部に体毛も残っていた」そうです。まあ、このくらいの期間ではそんなに大きく変化はしない、ということなのですね。
「当時の環境復元に役立つ貴重な発見。DNA解析ができれば現生種との比較も可能」ということですが、このノコギリクワガタからどんなことが分かるのでしょうね。ワクワクしますね。
▼雑木林の虫の飼いかた―カブトムシ・クワガタ・オオムラサキほか (虫の飼いかた・観察のしかた)