節電のために使用していない家電のプラグを抜いている人も少なくないかと思いますが、果たしてどの家電の待機電力が多いのか。ということで「家電の待機電力ワースト3」という記事です。
現在家庭の全消費電力のうち7.2%を占めているといわれる待機電力。その待機電力の内訳は、大きく分類するとAV機器30%、給湯機器29%、IT機器19%、以下照明機器、空調機器などとなります。
分かる気がしますね。AV機器といえば、テレビやハードディスクレコーダーのようなものになるのでしょう。IT機器といえば、スリープしているパソコンのようなものでしょうか。
それにしても、全消費電力の7.2%を待機電力を占めているというのは、バカにならない数字です。
ということで、待機電力ワースト3は次のようになっていました。
3位 HDD・DVDレコーダー、プレイヤー
年間消費電力 14kwh
年間電気代 308円
2位 ビデオデッキ
年間消費電力 12kwh
年間電気代 462円
3位と2位は録画機器ですね。
こうした機器は実際使用される時間は1日平均約1時間。残りの23時間は待機時間と言われています。ですが、タイマー予約などが必要な場合が多く、プラグを抜くことは難しい機器が多いのです。
そのため「購入する時から待機電力が少ない機器を選ぶようにしましょう」と。なるほどですね。
1位 ガス給湯器、風呂釜
年間消費電力 23kwh
年間電気代 506円
ええっ「ガス給湯器、風呂釜」が1位!?
これはちょっと予想外でした。
ガスの給湯器などはガス製品だから待機電力は関係ない、と思っていませんか?給湯パネルのスイッチが一日中つきっぱなしというご家庭も多いのではないでしょうか。
なるほどー、ついつい電源を入れっぱなしにしてしまうのかもしれませんね。
我が家は細君が小まめに電源を切っているので(ぼくも習慣になりました)、お陰様でガス給湯器の待機電力は少なそうです。
一方「暖房やテレビのスイッチをこまめに切ると大損するって!?」という記事も書いたことがありまして、テレビは電子番組表の再取得に電気代がかかるので電源を切らない方が良い、という話も。
追記:
@kogure 記事取り上げていただきありがとうございます^^ちなみにこの記事は少々古く、直近のデータだと1位給湯器(ガス温水器機)、2位冷暖房兼用エアコン、3位電話(携帯除く)で、相変わらず給湯器は首位です。