“軽自動車”みたいなスマートフォンとして話題の、日本通信のSIMフリースマートフォン「IDEOS」が届きました。金曜日にアクトツーで注文し、土曜日の朝に届きました。
アクトツーの「IDEOS」は25,800円ですが、microSD(4GB)と2,000mAhバッテリのおまけがついていました。
限定50個だったのですが、既に売り切れてしまったようで、次回の入荷・発送は1月26日からになるそうです。
まずは開封の儀です。
パッケージの裏には、
・3Gデータ通信専用で通話できない
・上り/下りともに300kbps
などと注意書きや開通の方法が書かれた、日本通信のSIMカードのパッケージがついています。
パッケージを次々に開けていきます。
第一印象は「想像していたより小さかった」ということです。その分、画面も小さい訳ですが、手には馴染みやすいです。
裏ぶたは好みで変更できるようになっていますが、ぼくのところでは最初に青が装着されていました。
使用開始の手順は、日本通信のSIMカードのパッケージに詳しく説明されていますが、以下のような流れになります。
1. 専用番号に携帯電話で電話して開通する
2. IDEOSにSIMカードを挿入する
3. ワイヤレス設定で日本通信のアクセスポイントを設定する
4. テザリングの設定をする
5. 日本語変換ソフトをインストールする
以上となりますが、さほど難しくはないと思います。所要時間は15分くらいでしょうか。
テザリングだけで使用するなら、日本語変換ソフトも必要ないですが、ちょっとしたツイッターやメールの送受信の可能性があるならば、インストールしておきましょう。
ぼくもAndroid 2.2をちゃんと触るのは初めてでしたが、とりあえず迷わずにインストールすることができました。
「IDEOS」自体は先にも書きましたが、小さくてかわいいです。液晶画面も小さく、起動も遅かったりして、そのあたりは“軽自動車スマートフォン”という呼び方がぴったりだと思います。
作業内容にもよると思うのですが、Gmailの送受信やツイッターアプリなどは、それなりに使えるように思います。画像の多いサイトや動画を閲覧せずに、テキストコミュニケーション中心であれば、存分に力を発揮してくれるのではないでしょうか。
Android 2.2端末としては、最初ボタンが多くて戸惑いました。iPhoneのホームボタンのような機能は、まさに「家」のアイコンにありました。
あと、特徴的なのは戻るためのバックボタンとメニューボタンですね。前の画面に戻るとか、設定を開くといった機能がボタンに割り当てられています。
慣れないと画面をスワイプして戻ろうとしたり、設定アイコンを探してしまったりします。このあたりは“慣れ”だと思います。
個人的な利用用途としては、
・テザリング
・モバイルIPフォン
と考えているので、必要ないアプリを強制終了するためのアプリと、バッテリ残量を表示するウィジェットのみを、Androidマーケットから導入しました。
Googleアカウントを設定していると、知らないうちにGmailが起動していたりするので、もし必要がなければ削除してしまっても良いのかな、と考えています。
中身は素の状態のAndroid 2.2のはずで、外観もそれほど凝っている風でもないのですが、コンパクトなものというのはかくもかわいいのかな、と思ってしまいました。何気にポップで交換できる裏ぶたというものも、ポイント高いですね。
性能にも限りがあり、さてこの中で何ができるのだろうか、というのも、ちょっとワクワクしますし、SIMフリーで日本通信以外のSIMを試せる、というのもワクワクの要因かもしれません。
さて「IDEOS」にどのキャリアのSIMを挿入するのか、ということですが、まずはイーモバイルで利用します。というのも、縛りがあるからです。
しかし、縛りが明けたらどうするか?
しばらくテザリングを利用してみましたが、もちろんメール、ツイッターは問題ありません。ウェブも重いものは表示に時間がかかりますが、用途にもよるでしょう。言われるほど遅くないかな、というのが個人的な印象です。
ライトなテザリング、万が一のモバイルIPフォンと考えると、ドコモエリアの使える日本通信SIMという選択肢もあるのでは、と思いました。
というか、月額3,000円でパケット定額と音声通話って、かなり安いですよね。利用用途を見直してみると、けっこう「IDEOS」で事足りてしまう人もいるかも。もしくは「IDEOS&MacBook Air 11インチ」の組み合わせとか。
スマートフォンなので可能性は広がりますが、あくまでも“軽自動車”ですので、モバイルルータに電話機能がついている、というくらいの認識の方が良い場合もあるでしょう。
しかし、契約の縛りがないというのも、ライトに「IDEOS」を手に出来る要因の一つですね。テザリング、モバイルIPフォンなど、しばらく「IDEOS」で楽しめそうです!
#家電量販店で聞いたところ「Pocket WiFi S」は、別のSIMを使用するとアンテナ表示が圏外になると聞いたので、日本通信の方が良いな、と思った次第です。
ネタフル「IDEOS」購入レポートは以下になります。
▼“軽自動車スマートフォン”「IDEOS」はかわいい♡(ファーストインプレッション)
▼「IDEOS」テザリングでスピードテスト(イーモバイルと比較)
▼「IDEOS」テザリングの使用時間は約4時間15分
▼「IDEOS」イーモバイルSIMで使ってみる(設定方法・回線スピード)
▼「IDEOS」テザリングの使用時間は約4時間15分(イーモバイルSIM)
▼「IDEOS」iPhone/Pocket WiFiとサイズを比較
▼「IDEOS」Skype Out(携帯電話/固定電話に通話を発信)を試してみた
▼「IDEOS」テザリングがメイン用途でインストールしたアプリ/ウィジェット
ネタフルでは他にも次のような記事を書いています。
▼「IDEOS」日本通信のSIMロックフリーなスマートフォン
▼日本通信のSIMロックフリーなスマートフォン「IDEOS」検討&関連記事
▼日本通信SIMロックフリーAndroid「IDEOS」レビュー記事
▼「IDEOS」はスマートフォンの“軽自動車”
▼日本通信「050モバイルIPフォン」を発表(他社3Gデータ通信サービスでも利用可能!?)
▼日本通信 IDEOS スマートフォーン 10 日間の定額データ通信付き BM-SWU300
▼日本通信 IDEOS と一緒にお得にご利用いただけるように6ヶ月+1 ヶ月の無料通信期間が付いたb-mobileSIM U300 限定パッケージ BM-U300-7MSW
▼日本通信 IDEOS と一緒にお得にご利用いただけるように1年+2 ヶ月の無料通信期間が付いたb-mobileSIM U300 限定パッケージ BM-U300-14MSW