Jリーグ第29節 浦和レッズ v.s. サンフレッチェ広島[2010]

アウェイ、広島の地でサンフレッチェ広島戦。ナビスコ杯決勝を120分間戦ったサンフレッチェ広島相手に有利という予想もありながら、先制するも、逆転負け。さすがのファイナリストでしたね。

これで浦和レッズは3連敗となりました。「監督交代」のノイズも強くなると思いますが、今は心を一つにして、残りのリーグ戦に集中したいところです。そこは、クラブにも後押しして欲しいところではあります。

Jリーグ第29節vsサンフレッチェ広島

2010年11月7日(日)13:05キックオフ・広島ビッグアーチ
試合結果
サンフレッチェ広島2-1(前半0-1)浦和レッズ
得点者:31分エジミウソン、51分李忠成(広島)、90+1分佐藤(広島)
入場者数:21,725人

育成しながら優勝争いをすることもできる、という意見があるのも最もだと思います。しかし浦和レッズは世代交代に失敗し、チームのコンセプトすらなく、金属疲労を起こしたように疲弊した状態になってしまっていました。

いまここで監督を含め体制を変更したら、ゼロに戻るとまでは言わないけれど、大事なモノを失うのは間違いないと思います。

何より、細貝の言葉に、それは現れているのではないでしょうか。「負けたのは選手に責任があると思います。特にキャプテンマークを巻いている僕には、みんなより責任があると思います

監督のせいではない、と。それを、暗に伝えようとした細貝。

今の浦和レッズで重要なことは、監督と選手が同じ方向を向いていることです。選手たちがフィンケ監督を信じ、サッカーをすることを心から楽しいと感じていることだと思います。

2年間かけて築いたものを、ここで一旦リセットしてしまうのかどうか。フロントも、監督と選手と同じ方向を見つめ続けることができるのかどうか。

いま、チームの最大の課題はメンタルです。一度負けると、そこをなかなか脱することができなくなります。若い選手が多いですし、経験の浅い選手が先発しているのですから、当然のことかもしれません。

そんなチームへの特効薬は何より今、フロントがいち早く「来シーズンもこの体制で戦う」と力強く宣言することではないでしょうか?

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そして、私たち指導者たちもそうですし選手たちもそうです、同じように審判もミスをすることがあるでしょう。ですので、本当ならば私がここで指摘するのは避けたいのですが、今日ばかりははっきりと指摘します。サヌのシーンですが、これほどはっきりPKだというシ-ンは見たことがないようなものでした。そして、そのPKのシーン以外でも、私たちは2回、3回と決定的なシーンを作り出していましたし、本当ならばリードしなくてはいけない状況でした

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