阿部25日渡英、翌日にレスターと契約…浦和という記事より。
日本代表MF阿部勇樹(28)=浦和=が22日、26日に英チャンピオンシップ(2部相当)のレスターに完全移籍することが明らかになった。
浦和レッズMF阿部勇樹が、イングランド・チャンピオンシップ(2部)の「レスター」からオファーが届き、本人も移籍に前向きのようです。
「ジェフ(市原、現千葉)にいたときから目標にしてやってきたので、オファーは素直にうれしかった。(プレミア昇格という)目標に向かっているチームだし、やれたらなと思う」とコメントしています。
海外移籍を目指して浦和レッズにやってきた阿部勇樹ですから、いつかはこんな日が来るとは思ってはいました。ワールドカップでも良いプレイを見せましたからね。しかし、移籍が現実のものとなると、やはり寂しいですね。
浦和レッズには絶対に必要な選手ですが、それが阿部勇樹の夢ならば、応援したいと思います。
阿部勇樹の代理人であるロベルト佃氏が渡英、23日にも最終交渉が行われるということです。年俸は浦和レッズの2倍に相当する150万ポンド(約2億円)のオファーとのことです。
「ここ何か月か、自分の中で考えることがあった。そのまま進むよりは、チャレンジしてもいいと思った」と阿部勇樹。
問題がなければ今週中にも移籍が成立するということで、先週末の湘南ベルマーレ戦が阿部勇樹の浦和レッズでの最後の試合となるかもしれません。
柱谷GMは「クラブに残ってほしいが、彼にも夢がある。最終的には本人の決断。違約金が障害にならないようにしたい」と移籍を後押ししています。
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ただし、阿部は過去2年間の日本代表戦49試合のうち、出場が24試合にとどまっており「代表戦75%出場」の英国就労ビザ取得条件を満たしていない。欧州移籍市場が閉鎖する今月末までに、特例でのビザ発給が可能かどうかが焦点となる。
関係者によると、レスターが21日までに阿部サイドに完全移籍での獲得を申し出る正式オファーを出した。現役時代にポルトガル代表の名ボランチとして鳴らし、ユベントスなどで欧州CLを2度制覇したパウロ・ソウザ新監督(39)が阿部の実力を高く買っており、現在の年俸1億円の約2倍となる税込み150万ポンド(約2億円)の条件が提示されている。
同GMは「残ってほしい思いは伝えてあるが、選手としての彼の夢が実現するのであれば涙をのむ」と移籍を容認。さいたま市内のクラブハウスを訪れた阿部も移籍最終期限の31日を前に、「ジェフ(千葉)のときからの目標。チャレンジできれば年齢的にも最後と思う」と決意を口にした。
Jリーグでは千葉時代の2005、06年にヤマザキナビスコ・カップを連覇。浦和に移籍後の07年にはアジア・チャンピオンズリーグで優勝した。J1通算は334試合に出場し、50得点。