高校野球の球児が長袖を着る理由とは?

開会式に見る準備力 タジケンの甲子園リポート2010 Vol.1という記事より。

行進の順番が早いチームだと、30分以上、炎天下のグランドで立ちっ放しになる。もちろん、グランドには日陰などない。水分を取ることもできないまま、その間はずっと直射日光にさらされることになる。長時間、直射日光に当たると疲労感は倍増する。体調を考えれば、少しでも直射日光から身体を守る意識が必要だ。

浦和レッズでも夏場の試合に柏木が長袖を着ていて「暑いのに長袖を着てるのはなぜなんだろう?」と思ったことはあるのですが、それにはそれなりの理由があるようです。

普段の練習から長袖着用を徹底させているという、興南高の我喜屋優監督は次のようにコメントしています。

「直射日光から守るというのがひとつ。それと、長袖は発汗を抑える役割があるんです。半袖だと一気に汗が出るけど、長袖は徐々に汗が出る。そういう意味でも身体にいいのかなと思います」

なるほど、言われてみると確かにそんな感じはしますね。半袖だとパーッと汗をかくけど、長袖はそうではない。

そういえば、工事現場の人も長袖が多いですね。ケガに配慮しているのもあるのでしょうが、炎天下だと陽射し対策というのも大きそうですし、体力消耗も違ってきそうです。

ググってみると、直射日光で日焼けして体力を消耗する、ということを書いている人がけっこういました。