ホンダ全二輪車 値下げという記事より。
ホンダは3日、国内で販売する二輪車の約45車種すべての価格を2000年当時の販売価格まで引き下げる方針を明らかにした。
ホンダが、全二輪車となる約45車種すべての価格を、1〜3割程度値下げして、2000年当時の販売価格に引き下げるようです。
値下げ幅は、定番モデルの「スーパーカブ50」(排気量50cc)の最も安いモデルで約4万円、中型スクーターの売れ筋車種「フォルツァ」(250cc)の最廉価モデルでは約12万円となる見込みだ。
「二輪車離れ」に歯止めがかからないためで、2009年はピークだった1982年の1割強の水準まで落ち込んでいる‥‥って、9割減ですか!
高くて手が出ないというのはあると思うので、値下げにもある程度の効果はあるのでしょうが、それ以前にバイクに乗る理由がない、というのもある気がしますね。
50〜100cc程度のバイクを通勤に使う、というのはあると思うのですが、休日にバイクに乗る楽しさみたいなものは、本当に一部の人たちの趣味になってしまってますよね。
バイクに乗って一人旅とか楽しいと思いますけど、一人旅だけでなく、旅にお金をかけたくないという現状もあるのかなぁ、と思ったり。
後は都内の交通事情で、ビッグスクーターなどは駐輪場を探すのが大変というのもありますよね。手軽な移動手段としてのバイクも、停める場所がなければ使えませんし。
カーシェアリングが盛り上がりつつありますが、例えば駅から離れたスタジアムに行くためのバイクシェアリングとかどうなんでしょうね。浦和駅から埼玉スタジアムとか、便利だと思いますが。
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しかし、2000年当時の国内の二輪車市場は、すでに大幅に縮小していた。デフレ経済下で「二輪復権」を果たすには、値下げだけでは不十分との見方もある。