アスキー総合研究所による「Twitter利用実態調査」の結果が発表されています(PDF)。
ツイッターユーザーのプロフィール、メディア接触度などツイッターの利用状況に関するアンケート結果がまとめられています。
対象となったのは「あんぱら」会員10,580人、アスキー総研アンケートモニター + ASCII.jp読者299人となっています。
それによると、以下のようなユーザ像が明らかになっています。
・29.5%が東京都(神奈川11.7%、大阪6.4%、千葉5.9%)
・20代の利用率が最も高い(男性6.5%、女性5.3%)
・利用者の平均年齢は35.7歳
・男女比は男性57.5%、女性42.5%
・利用端末PC94.3%、携帯電話42.5%、スマートフォン39.1%
・1日の接触PC4.4時間、携帯2.3時間、スマートフォン2.8時間
居住分布を見ると、首都圏に集中しており、まだまだ全国的にユーザが増える可能性はありそうです。予想通り平均年齢もやや高めですね。
利用率では携帯電話の方がスマートフォンより高いけれど、熱心に使っているのはスマートフォンのようです。また複数回答でPCが94.3%となっているので、多くの人がPCと携帯電話、もしくはスマートフォンの組み合わせで使っているみたいですね。
ツイッターのアカウントを作成した時期というアンケートも興味深いです。
フォロワー数の少ないライトなユーザが急激に増えたのが、2009年4月以降となっています。これは、有名人ユーザが増えてきた時期と重なります。
ツイッター利用者、非利用者を比較したメディア接触度についてのアンケートもあります。
・地上波テレビの接触時間 ユーザ<非ユーザ
・映画館に行く回数 ユーザ>非ユーザ
・新聞の閲覧時間 ユーザ<非ユーザ
・雑誌の購買冊数 ユーザ>非ユーザ
・ウェブでの情報収集 ユーザ>非ユーザ
・ネットでの動画視聴 ユーザ>非ユーザ
なんとなくツイッターのタイムラインで流れてくるつぶやきと重なる気がしますね。好きなテレビ番組は「タモリ倶楽部」という結果も出ています。
平均的なフォロー数/フォロワー数についてもデータがありました。
・平均フォロー数は183.4人
・平均フォロワー数は173.0人
スマートフォンの利用者になると、フォロー数が318.3人に跳ね上がるので、ヘビーユーザということが分かります。
なんとなくそうなんじゃないかと思っていたことがきちんと数字で出ていて、なかなか興味深い調査結果になっていますね。
▼Masato Kogure (kogure) on Twitter
#ネタフル「Twitter」カテゴリもどうぞ。