2009年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に「政権交代」が選ばれていました。
それ以外のトップ10は次のようになっています。
・こども店長
・事業仕分け
・新型インフルエンザ
・草食男子
・脱官僚
・派遣切り
・ファストファッション
・ぼやき
・歴女(レキジョ)
えっ「ぼやき」って今年だったんですか? 「ファストファッション」というのも初めて聞いたのですが、安くてお手軽なユニクロやH&Mのようなファッションのことだそうです。
ちなみに、過去の流行語大賞は次のようになっています。
2004 「チョ〜気持ちいい」
2005 「小泉劇場」「想定内(外)」
2006 「イナバウアー」「品格」
2007 「どげんかせんといかん」「ハニカミ王子」
2008 「グ〜!」と「アラフォー」
どこいってもうたんや、エドはるみ‥‥。
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トヨタ自動車のCMから誕生した「こども店長」も選ばれ、一躍人気者になった加藤清史郎君も受賞。新政権下で高い注目を集めた「事業仕分け」もトップテンに選ばれたが、受賞した作業チームのメンバーは「公務多忙」のため全員式を欠席した。
だが、偽装献金問題で野党からの大バッシングを受ける中での受賞。候補となった60語の中には「故人献金」もノミネートされており、両手を上げて喜べる状況ではない。
受賞者のトップバッターとして登場。会場の熱気に圧倒されてか、なかなか壇上に姿を見せなかったが、緊張の面持ちで表彰盾を受け取り「とってもうれしいです」と、初々しい笑顔を浮かべた。
沙知代夫人の命令で、大阪出張中のノムさんは、会場に電話で出演。昨年1月に30歳年下の女性と再婚した司会の山本文郎アナウンサー(74)に「うらやましい限りですね」といきなり、ぼやき。
安くて手軽なファッションを指す「ファストファッション」で受賞したのは、1児の母でありながらカリスマモデルの益若つばさ(24)。「小さいころから当たり前のように着てたので、私が広めたか分からないけど、受賞できてうれしい」と、うれしさ半分、戸惑い半分といった表情を浮かべた。
小池は現在放送中のTBS系ドラマ「おひとりさま」でも草食男子の役どころを演じている。しかし、実際のところは「肉食系だと思う。女性は大好き。好きな人がいたら一直線。クリスマスはできれば女性と過ごしたい」と告白していた。
年間大賞は「たった4文字の呼び掛けで国民の支持を獲得した」と評価された。
このほか「事業仕分け」「脱官僚」など、政治関連の言葉がトップ10に3つも入るなど、政治の風が吹き抜けた1年を象徴した。
来年の抱負について質問されると、「来年も何にでもガンバリたい」と答え、てっきり仕事面の話と思いきや、「鉄棒とか跳び箱とか。逆上がりとかは無理だし。友だちは跳び箱7段飛べるのに、(僕は)4段しか飛べない。くやしい」
実際、民主党も掲げた「脱官僚」の受賞者に選ばれたのは、渡辺みんなの党代表。渡辺代表は「脱官僚は、民主党もみんなの党も1丁目1番地。ところが民主党が政権を取ると、どうもちょっと違う。官僚の既得権益が復活していると思えるところが、たくさん出てきてる」と、日本郵政社長人事などを念頭に指摘。
▼「ゴックン」「あぶり」ねじ込みたかった…流行語大賞選考経過
選考委員で漫画家のやくみつるさんは、あいさつで「ご存命なら“ゴックンしてない”を(候補に)ねじ込みたかった。残念です」と、故・中川昭一元財務相の釈明の言葉を推すつもりだったことを明らかに。