前節、モンテディオ山形戦の勝利に続いての連勝。しかも前節に鹿島アントラーズを倒しかけた2位の川崎フロンターレが相手です。
堅守した後にパスワークで崩していくという、非常に良いテンポで試合を進めているように見えたのですが、テレビ観戦だったので、ちょっと詳しいところは分かりません。
フィンケサッカーを続けていれば結果は出ると信じていたので連敗にもショックはなかったですけど、やはり勝利は良いですね。
川崎フロンターレ0-2(前半0-0)浦和レッズ
得点者:67分ポンテ、80分啓太
入場者数:22,390人
報道では「カウンターサッカーに戻った」的なものもあったのですが、全員守備して全員攻撃に移るという、全員守備・全員攻撃の意識が徹底されたのかな、と思いますね。
気がつけば首位の鹿島アントラーズが勝ち点50で足踏みしています。浦和レッズは連勝して40に。優勝争いとまでは言わないまでも、上位が混沌としているので、なかなか楽しくなってきました。
最後までもつれそうですね。最終節は埼玉スタジアムで鹿島アントラーズ戦ですよ。とりあえずは次節が楽しみ過ぎます。
久しぶりの「We are Reds」コールがしびれました。
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そして、山田直輝は今日実際に帯同できたわけですが、このような状況で、リードしている状況で、私たちが中盤での運動量を増やすことによって守備を強固なものにするとき、選手の年齢は一切関係なく、堀之内が非常に貴重な素晴らしい選手であるわけです。ですので、私はこの堀之内を起用しました。もう一度言いますが、一切選手の年齢は関係ありません。このような状況で、どの選手がこのチームにとって最も価値のある仕事をしてくれるかを考えて、堀之内を投入したわけです。
後半35分には山田暢からのクロスをエジミウソンが落とし、後方から鈴木が豪快に今季初得点を決めた。見事な連係でのゴールに、鈴木は「ああいう形をもっと狙っていきたい。さらに上を目指し、いいサッカーができれば」と、2連勝に気分よく話した。
久しぶりに聞く、勝ちどきだ。「WE ARE REDS!!」。等々力競技場に浦和サポーターの歓喜がこだました。とっておきの勝利でしか叫ばないコールを、今季初めて大合唱。11試合ぶりの完封勝利にDF闘莉王も満足げだ。
神戸戦以降、フィンケ監督は守備の意識を高めるため、カウンターの意識を選手に植え付けていた。戸惑う選手もいた。前節山形戦で連敗は止まった。それでも試合前、選手に「川崎Fの選手はJで最も強力かもしれない」と守備への意識を念押しした。何度もピンチの芽を摘んだDF坪井は「守備のブロックをつくろうとみんなで意識して、良い方向にいった。こういうゲームもあっていいと思う」と話した。
浦和MF鈴木啓太が今季リーグ戦初ゴールでチームの2連勝に貢献した。1点リードで迎えた後半35分、ボランチの位置からペナルティーエリア付近に駆け込み、FWエジミウソンのラストパスを右足で蹴り込んだ。試合を決定づける1発に加え、守備面でも激しいプレスで川崎F攻撃陣を完封。「中盤から得点を奪えればと思っていた。自分がゴールできてホッとしてます。これまで積み重ねてきたことを次の試合でも出していきたい」と闘志を新たにした。
先制弾は今季初の直接FKによる得点だった。後半22分。ゴール左、約30メートルの位置からポンテが右足で速い弾道のクロスを蹴り込んだ。走り込んだ闘莉王には合わなかったが、闘莉王の動きに惑わされた相手GK川島の反応が遅れ、ボールは直接ゴールに吸い込まれた。後半35分には鈴木が右足で今季初ゴールを挙げて試合を決定づけた。
「いつもと変わらず、できることをしっかりやったまで」。山岸はいつも通り淡々と振り返った。2年契約は今季で切れるが、クラブは今週、山岸に契約延長を打診した。日本代表GK都築とのしれつな守護神争いでベンチを温める時間は長いが、変わらずに練習を続け、突然の出番でも結果を出す。今季を来季への“準備期間”と位置づけるフィンケ監督も、背番号1を必要不可欠な戦力として評価したもようだ。