浦和レッズから選手のA型インフルエンザ発症についてというニュースが出ています。
濱田水輝選手(19歳)が、8月30日夜発熱し、その後39度4分まで上昇しました。このため、住んでいる寮の個室で30日夜から隔離し、翌31日午前、さいたま市内の内科を受診したところA型インフルエンザ陽性と判定されました。31日午前中に36度5分まで下がりましたが、弊クラブは本人を速やかに寮から退出させ、本人は埼玉県内の実家で療養しています。
濱田水輝がインフルエンザに感染し、その対応を細かにクラブが発表しています。
「季節性と新型のインフルエンザに、治療方法に差異はないため、今回、遺伝子検査は予定していません」ということで、新型かどうかは分かりません。
チームドクターから、タミフルを投与しないリスク、投与した場合のリスク、投与する場合は早期に行う必要があることを本人、保護者に説明しました。その結果、薬は最小限にしたいという本人、家族の希望を踏まえ、現時点では本人にタミフルを投与しないで経過をみることにしています。
既に熱は下がっているようなので、それほど心配はなさそうですね。とはいえ、寮にいたので、周りの若い選手たちの感染が心配です。
「タミフル耐性ウイルスの増殖を招く可能性がある」として、タミフルの予防投与はしない方針としています。
また、インフルエンザ予防のために、当面、大原サッカー場でのファンサービスは中止することも発表されています。
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Jリーグ1部(J1)浦和は31日、DF浜田水輝(19)がA型インフルエンザに感染したと発表した。新型かどうかを判定する検査は予定していない。
浜田は30日夜に発熱があり、31日にさいたま市内の病院で検査を受けた。すでに熱は下がっているが、同日からクラブの寮を離れて埼玉県内の自宅で静養しているという。ほかの選手、スタッフに感染者はいない。