届いた「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」を朝からインストールしていたのですが、環境がやや特殊なせいか、ハマってしまいました。インストール時間だけなら1時間くらいです。
ちなみに、ぼくがインストールしたのは初代の「MacBook Air」で、外付けのスーパードライブを使用して上書きしました。
それではインストールの様子をスクリーンショットでお届けします。
使用しないプリンタドライバや言語環境はチェックを外しました。
インストール完了です。
互換性のないソフトウェアは、起動ディスク上に「互換性のないソフトウェア」というフォルダが作成され、そこに移動されます。
バージョンを確認すると‥‥
無事に「10.6」となっていました。パッと見では、Leopardと違いがないので、こうしてわざわざ確認してみました。
以上、1時間くらいでした。
ここで問題が発生しまして、どうも「CoolBook」という電圧をコントロールするソフトがうまく動いていないようでした。おかげでマシンは暴走状態に。
「CoolBook」のPreferencesからアンインストールして、最新版のディスクイメージの中にある「for Snow Leopard」からダウンロードしたバージョンを使用したら、大丈夫になりました。
あとは使えないソフトもいくつかあるようで「FindePop」もその一つです。コントロールパネルですが「FJ-Imjector」というプロセスが暴走したような状態になるので、削除しておいた方が良いと思われます。
「FindePop」はとりあえずランチャーとして使用していたくらいなので、しばらく使用は諦めることにしました。
ちょっと困っているのは「iStat menus」で、CPU使用率や温度をメニューバーに表示して常時チェックしていたので、早く対応してくれると良いのですが。
他にも「Parallels Desktop」やイーモバイルのソフトが使えないといったこともあるようです。「Mac OS X v10.6:互換性のないソフトウェアについて」や「Mac OS X 10.6 Snow Leopard Compatibility List」でご確認ください。
追記:「snow leopardインストールまとめ」によると、イーモバイルは再セットアップで接続できるようになるみたいです(via Twitter / ナガサワカズヨシ™)。
個人的にはSafariで「SafariStand」が動作しなくなるのが心配だったのですが、32bitモードで起動することで問題なく使用することができています。
Safariのアイコンを選択して⌘+Iで情報を表示して、そこで「32ビットモードで開く」にチェックを入れればOKです。
Exposeを使うとこんな画面になります。
画面下の方に、Dockに入っているウィンドウも一覧で表示されています(ただし一瞬の間のようなものが生じるようになりました)。
これは便利! 「Snow Leopard」を実際に使って感じた新機能“トップ20”という記事で、ざっと新機能がまとめられていますので、ぜひご覧ください。
実は使い込んでみるとすごく便利なのが、Snow Leopardでは「開く」ダイアログ(シートともいう)でQuick Lookが使えるようになったことだ。
これとか地味に便利ですよね。
Safariがきびきび動くようになったり(Googleマップが速い!)、全体的なスピードアップも感じられてなかなか良い感じです。
おっと「Seashore」も動かないかもしれない。という感じで、古めのソフトは動かない場合があるかもしれません。このあたりは個々人の環境に、本当に依存しそうです。
見た目に劇的な変化はありませんが、Tiger → Leopardよりも互換性の問題が大きいな、と自分の環境では実感しています。常用しているソフトでは、ちょこちょこ最新版のチェックが必要そうです。
とりあえず問題らしい問題はなくなったのですが、一点困っていることがあります。
日本語入力と英語入力の切り替えを⌘+スペースキーに割り当てているのですが、こんなダイアログが表示されるのですよ。
視線移動を減らすために採用されたようなのですが、いちいち表示されると逆に作業がストップしてしまいます。素早く押せば表示されないのですが、今度はマシンの方がついてこなかったり。
ぜひともこの機能に関しては、オン/オフが切り替えられるようにして欲しいところです。
ちなみに、言語環境とプリンタドライバを絞ったことも関係しているのか、以前よりも8GBくらいディスクスペースが増えたようです。ハードディスク容量が80GBの「MacBook Air」ユーザとしてはありがたい限りです。
32bit、64bitについては「Snow Leopard導入のメリット」あたりを参考にしてください。
逆に必須だと思うのは筆者と同じ初代MacBook Airのユーザーで、アップグレードにかかる3,300円でSLC SSDが10GB手に入る(実際にどのくらい増えるかはユーザーにより異なるが)。さらに同じパッドのハードウェアを使いながら、2代目以降のMacBook Airでしかサポートされなかった4本指のスワイプが初代でも可能になる。
ほほほう。
動かないアプリケーションソフトなどもあってハマってしまったのですが、とりあえず新しいモノを触る楽しさというのもあるので、個人的には「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」に満足しています。
追記:動かないアプリケーションソフト → OnyX
▼Mac OS X 10.6 Snow Leopard ファミリーパック
▼Mac OS X 10.6 Snow Leopard Server Unlimited クライアント