乳がんで闘病していた川村カオリが、2009年7月28日に都内の病院で亡くなったそうです。スタッフにより「訃報」というエントリーがブログで更新されています。
川村カオリ(本名:川村かおり)が、左乳がんの再発の為治療しておりましたが、本日平成21年7月28日午前11時01分、都内病院にて永眠致しました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申しあげます。享年38歳。
最近では音楽活動を再開して20周年ライブをするなどしていたのですが、かなりの無理を重ねていたのかもしれません。しかし、歌うことが川村カオリの生き方だった、と。
デビューから知っているし、オールナイトニッポンも聞いていたことがあるし、まさに同年代であり、小学生の娘さんもあり、まさにこれからという時期であり、本当に無念だと思いますが、病気ばかりはどうすることもできません。
本人による最後のブログは「ご報告です。」というエントリーです。
ブログはいつも気になっているのですが、病院と家との行ったり来たりの繰り返しの中で、今までの様に頻繁にブログを更新出来ませんが、今後も書きたい時に書きたい事を書くという姿勢でやっていきます。
ネタフルで書いていたエントリーです。
▼川村カオリ、離婚していた
▼川村カオリ、がん再発をブログで告白
▼川村カオリ、ソロで音楽活動を再開
オールナイトニッポンでは「川村カオリのためのオールナイトニッポン」の放送が決まっています。心よりご冥福をお祈りいたします。
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病室には前夫のギタリストのMOTOAKIも頻繁に訪れ、小2の長女とともに川村さんを励ましていた。川村さんは日本人の父と長女と3人で暮らしていた。葬儀・告別式は密葬として、ロシア正教会で営まれる。
05年に芸能活動を再開したものの、08年10月に再発。今年5月に東京・渋谷でコンサートを行ったのが最後になった。今月1日には新たな転移も見つかり、治療に専念していた。モスクワ出身。葬儀・告別式は親族と友人のみで営まれる。
89年4月から91年6月まで「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めた川村さん。今年4月には18年ぶりに一夜限りの番組復活を予定していたが、体調不良で出演できず、親交のあった放送作家の鈴木おさむ氏(37)が本人のコメントなどを披露していた。
ガンで亡くなった川村カオリさんは日本人の父とロシア人の母の間に生まれた。11歳の時にモスクワから千葉に移住。編入した小学校ではいじめに遭い、学校を休むために自ら両腕を折ったこともあった。
だが、がんは再発。昨年10月からは「アーティストの自分が、何か発信することで、頑張れたり、勇気を届けることができたら」と闘病記をブログで紹介してきた。リンパ節、骨、肺の3カ所にも転移し、手術ができないため、点滴での抗がん剤投与を週1回のペースで続けてきた。5月からは入退院を繰り返した。
お見舞いに行った関係者によると、数日前まで意識ははっきりしていたという。ここ2、3日の間に体力の低下により容体が急変したようだ。
当日は体を気遣い、いすに座ったまま公演を進めていたが、アンコールのデビュー曲「ZOO」はギターを抱えて立ち上がり熱唱。以前と同じように声を張り上げて、変わらぬロック魂をアピール。「見ての通り元気です」と笑顔を見せた。
葬儀については「親族の意向により、親族、友人のみの告別式とさせていただきます」としている。