“悪魔の解読ソフト”…21歳の女性逮捕という記事より。
逮捕されたのは大阪市の無職旭千鶴被告(21)=同罪などで起訴=。逮捕容疑は昨年7月20日、クレジットマスターで割り出した他人のカード番号を使い、インターネットのショッピングサイトで、東京都中野区の通販会社から防水ワイヤレスモニターなど7点(計約20万円相当)を購入して盗んだ疑い。逮捕は6月1日。
手元にある実在するカード番号から、他人が所有する別のカードの番号を割り出せるという「クレジットマスター」というソフトがあり、それを利用してネットショッピングを利用した女性が逮捕されました。
カード犯罪では、機械を使ってカードの磁気データを読み取り偽造する「スキミング」や、偽のホームページを作成するなどしてカードの情報を利用者に入力させる「フィッシング」と呼ばれる手口が多いが、今回のケースでの摘発は初めてだった。
それにしても、実在するカード番号から、他人のカード番号を割り出せるなんて、考えたこともなかったですね。
日本クレジット協会によると、最初の4ケタもしくは6ケタはカード会社を示す番号で、それ以外は「偽造を防ぐために通し番号にはせず、それぞれのカード会社が性別や年齢などを組み合わせる特殊な法則を用いて乱数で構成している」そうです。
なるほど、この法則を解析してしまう訳か‥‥。
気になる有効期限ですが「割り出した番号の有効期限は、元のカードの有効期限がそのまま該当する場合が多い」ということです。
ネットで購入した商品を、他人名義で借りたアパートに送り換金していたようで、ここから足がついたのでしょうね。