チューリップからプラスチック製造という記事より。
チューリップの花びらからプラスチックの原料となる物質を取り出す方法を、富山県立大の加藤康夫准教授(植物工学)らの研究チームが発見した。
チューリップの花びらからプラスチックですよっ!?
ということで、チューリップの花びらから、プラスチックの原料となる物質を取り出す方法が発見されたそうなのですが、富山県ではチューリップの球根を生産するのに、年間100万トンの花びらが廃棄されており、その有効利用に期待がかかっているということです。
そうか、球根には花びらは必要ない‥‥それにしても、100万トンの花びらをプラスチックにするのに、どのくらいのコストがかかるのでしょうか。また、どのくらいのプラスチックができるのでしょうか。
加藤准教授らは、チューリップに含まれバイオプラスチックの原料となる「チューリッパリン」という抗菌物質に注目。この物質と糖が結合した状態の化合物に、特定の酵素を反応させることなどで、糖を取り除いてチューリッパリンを抽出できることを発見した。
「チューリッパリン」という名前が良いですね。
現在はサトウキビの糖やとうもろこしのでんぷんからも、バイオプラスチックが製造されているのだそうです。