宝酒造が2004年3月26日発表した「ライフスタイルと飲酒」に関する調査によると、独身者が一緒にお酒を飲みに行く相手は、男女とも「学生時代からの友人・知人」が6割以上を占めてトップ。一方、「同じ部署の上司」は2割弱と少なかった。従来の「縦型」から、「横型」のコミュニケーションが重視されるようになっていることがうかがわれるという。
会社の上司とは飲みに行かずに友達と行く、というのは調査する前から分かっていたと思うのですが。独身者ってことは自分から誘う機会も多い訳で、あまり会社の上司を誘って、というのはなさそうですよね。仕事とプライベートはきっちりと分かれているという感じが伺えます。
面白いのは次の調査結果。
また、交際相手として選ぶなら「お酒が飲める方がいい」とした人の割合は女性が60.6%に達し、男性(38.4%)を大きく上回った。さらに、「お酒の力を借りて告白したことがある」は男性21.9%、女性17.3%。「お酒を飲んだことで交際が進展したことがある」はそれぞれ48.6%、50.7%で、半数が経験していた。
男性が女性にお酒を求めないのは、ぶっ壊れてしまうところを見たくないからでしょうか(笑) 女性は男性と一緒に楽しく食事しながら、という感じなのでしょうね、きっと。酒の力を借りて告白というのも、まあアリでしょう。酒の力で交際が進展するのならば、会社の上司との関係もうまくいきそうではないかと思うのですが、いかがなものか。
「失恋でやけ酒を飲んだことがある」人は、女性(43.9%)が男性(38.2%)を上回っていた。
男性陣、そんなに少ないのですか!?
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調査結果では、「仕事と私生活のどちらを優先するか」という質問に対し、74.7%が「仕事」と回答し、「私生活」(25.3%)の約3倍に達した。いずれも男女の比率はほぼ同じ。また、「仕事で大事にすること」(4者択一)では、78.0%が「やりがい」をあげ、「お金」(11.3%)や「残業や休日出勤が少ないこと」(6.3%)を大きく引き離してトップだった。