テレ朝10億円損失か、リーマン債券紙くず?という記事より。
テレビ朝日は18日、経営破たんした米証券大手リーマン・ブラザーズ(LB)のグループ会社が発行した円建て債券10億円分を保有していることを発表した。全額が損失となる恐れもあるという。
テレビ朝日が、経営破綻したリーマン・ブラザーズが発行した債券10億円分を保有しており、全額が損失となる恐れがあることが明らかになりました。
損失の恐れが出ているのはLBグループのLBトレジャリー・カンパニー・ビー・ヴイが発行した「日経平均株価指数連動デジタル・クーポン10年債」。
2007年3月までの有価証券報告書に記載されていないことから、それ以降に購入したと見られるので、比較的最近、購入したようですが、最悪の場合は10億円分が紙くずとなります。
テレビ朝日では「資産を守るためにリスクを分散したうちの1つ」コメントしています。
他にもリーマン関連では、国債1200億円に“穴”…リーマンが落札金未払いというニュースも。
財務省はリーマン落札分については国債の発行ができず、国の歳入に穴が開く異例の事態となった。
リーマン・ブラザーズ証券が落札した国債の代金が振り込まれていないそうです。
リーマンショック拡大…日本の個人投資家にも“痛撃”という記事もありました。
投信運用大手3社が手掛ける900余りの公募投信のうち、65の投信がリーマン・ブラザーズの社債や株式を保有していることが18日までに、分かった。
それぞれのファンドへの組み入れ比率はそれほど高くないものの「基準価額の下落による資産の目減りは避けられない」と。
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9月中間期や2009年3月期通期の業績修正については、「その他要因も含め、修正開示が必要になった場合に速やかにお知らせします」としている。