アップル、省電力チップ設計会社P.A. Semiを2億7800万ドルで買収–米報道という記事より。
伝えられるところによるとAppleとしては珍しく買収を実施し、低電力チップ設計会社のP.A. Semiを四半期(1-3月期)の決算発表の前日に取得した。
何を目的としているのかは定かではないのですが、Jobsが仕切って買収交渉が進められたと伝えられています。
「iPhone」への搭載も考えられますが、ARM命令セットに基づいたサムスン電子製であるのに対し「P.A. Semi」はIBMのPowerアーキテクチャです。
Powerアーキテクチャといえば、Intelの前に採用していましたね。
ということで、乗り換えがあるすればIntelの「Atom」のような気もしますが、
その目的はP.A. Semiの「PWRficient」プロセッサをiPhoneと将来の「iPod」の心臓部に採用することである
とも伝えられているそうです。
省電力チップを設計する能力ということであれば、Appleにとってはプラスになる気がしますが、果たしてどのような相乗効果を生むのでしょうか。