オンライン人脈ネットワークはビジネスの役に立つか?という記事より。
こうしたネットワークがどれだけ便利なものになるのか、私には分からない。明らかに、出会い系サービスのように活気ある分野もある。この分野では、普通では出会わないような人同士を引き合わせる貴重なサービスが提供されているかもしれない。しかしビジネスの文脈では、人脈ネットワークが実際に役に立つ程度の閉鎖性を保てるか、私たち皆がいつでも利用するほどに安価でいられるかどうかに深刻な疑問を感じてしまう。
現段階ではこのような疑問も当然かと思います。ぼくも楽しく使わせて貰っていますが、果たして自分にとってどれくらい有益なものになるかは予想できません。ソーシャルネットワーキングのビジネスモデルも見えないまま、多くの企業が参入しつつある訳ですから、いったいなんなのか、どんなメリットがあるのか、という疑問は当然でしょう。
ただ、blogの時もそうだったように、後発になってしまうとせっかくサービスを立ち上げてもうまみを享受できないのは明らかです。よく分からないけれど面白そうだ、という段階でどんどん参入していかないと難しいでしょう。ビジネスモデルありき、では遅すぎると言っても良いかもしれません。
奇しくもOrkutもGreeも、開発者は個人です。考え、システムを構築し、利用者の意見を吸収しながら、どんどん走り続けるサービスに人気が集まっています。