Nielsen//NetRatings、ネット視聴率の測定方法を変更という記事より。
米Nielsen//NetRatingsは7月10日、ネット視聴率の測定サービス「NetView」に、新たに「Total Minutes」(総滞在時間)「Total Sessions」(総セッション回数)の2つの指標を導入したことを明らかにした。
Nielsen//NetRatingsが、ネット視聴率の調査に、
・Total Minutes(総滞在時間)
・Total Sessions(総セッション回数)
という2つの指標を導入したそうです。
これまでは1ユーザー当たりの平均滞在時間と平均セッション回数を指標としてきましたが、Ajaxやストリーミングなど、測定することが困難になってきたのが理由とのこと。
どちらもページ遷移はないけれど、コンテンツが切り替わっているものですね。
こういう指標を導入すると‥‥
MySpace対YouTubeの総滞在時間比率は3.6対1だが、ページビュー比率は10.4対1と差が大きい。
といった、これまでとは違った角度からの分析が行われるようになります。YouTubeは動画を見ていますから、PV自体はそれほど上がらない、という訳ですね。
5月に総滞在時間が最も長かったサイトは、1位AOL Media Network、2位Yahoo!、3位MSN/Windows Liveとなった。
総滞在時間の1位はAOLだそうです。IMとメールが貢献したとのこと。違った指標で分析するのも、なかなか興味深いですね。