半蔵門で「札幌らーめん缶」なるものを売っている自動販売機を見つけてしまいました。味噌味と醤油味がありました。一つ250円です。
周囲には‥‥
こんなのぼりが!
さらに自動販売機には‥‥
こんなポスターが貼ってあります。「満腹になる美食的缶詰」
おでん缶がブームになりましたが、どうやらそれのラーメンバージョンのようです。
自動販売機から熱々のラーメンが出てくるというのは、なかなか面白いアイデアですね。
それにしても麺が伸びないのかどうか不思議だったのですが、どうも「蒟蒻麺」を使用しているようです。
ダイエット用として蒟蒻麺のラーメンがありますが、あれですかー。なるほど。
さらに箸はどうするのかと思ったら、フォークもついていました。なかなか用意周到な「札幌らーめん缶」です。
しかも気になるのは自動販売機の頭の部分にあるコレ。
何かのカメラで見張られている‥‥。まだ試験販売中で、どんな人が買うのかチェックしているのですかね。
ということで、ばっちりカメラに写りつつ購入して食べてみました!
半蔵門の道ばたで食べるのもアレですから、とりあえず家まで持ち帰りました。1時間弱でしょうか。
本当は湯煎なりどんぶりに移してチンすれば良いのですが、お腹が空いていたのと、雰囲気をお伝えするために、ややぬるめの状態でイート!
まずは「札幌らーめん缶 味噌味」から。
頭の部分についていたフォークを取り外します。
トランスフォーム!
はぁぁぁ、かなりペラペラだと思ったのですが、よくできてますねぇ。
ふたを開けます‥‥
みそ汁みたいですね。何やらメンマのような具材が見えます。ちょいと持ち上げます。
見にくいかもしれませんが、チャーシューまで入ってます! すげえ、こだわり!
具材はメンマ数本とチャーシューのようです。
「蒟蒻麺」という麺を引き上げてみると‥‥
普通にラーメンぽいです。すごいな。
ということで、まずはスープをゴクリ‥‥やや、ぬるめですが、意外にうまいんじゃ!? これ、熱々だったらなおうまいだろうな。
と思いつつ、メンマを一本。普通にメンマだ。さらにチャーシュー。確かに肉だ。量は少ないけど、ちゃんとラーメンに彩りを添えているのが分かります。
そしてメインの「蒟蒻麺」をイート!
モグモグ。
「蒟蒻麺」て、ものすごく蒟蒻っぽい味を想像していたのですが、開発は進んでいるのですね。全く普通の麺という感じではないですけど、かなりイケていると思います。
とはいえ「蒟蒻麺」と聞いてなければ、気づかない人もいるかもしれません。少し歯ごたえが違う麺、くらいかもしれません。少なくともぼくは嫌いじゃないですね。
一点だけ気になったのは、麺がまとまって入っているので、ガポッと一玉のまま口に入ってしまう感じがあるのですね。
付属のフォークだと強度がないので、そのあたりをほぐすのもなかなか大変そう。もう少し麺が小分けに入っていると良いな、と思いました。
カップラーメンで250円というとちょっと高級な感じがしてなかなか手が伸びないのですが、粉のスープでなく、より本格的な熱々スープでお手軽に食べられると思うと、これはちょっと小腹が空いた時や、ランチにおにぎりと一緒に、なんていうのは非常にアリなんじゃないかと思いました。
むしろ早急にコンビニに置いて欲しいです。
調べてみると「麺屋 武蔵」の店主による開発らしいですね。
お腹が空いていたので、すぐに「札幌らーめん缶 醤油味」もイート!
もっと透明感があるのかと思いきや、見た目にそれほど違いはありません。
入っている具材も同じ。メンマとチャーシューです。
当然、麺も同じですね。
そしてスープの味は確かに醤油味でした。これまたなかなかうまいのです。
ちなみにお腹がペコペコの状態で二缶を食べて、けっこう満腹になった感じです(スープまで全て頂きました)。
缶の仕様には、
・内容量 290g
・固形量 90g
となっています。つまり麺がだいたい90gくらいということなのでしょうね。
調べてみると、普通のラーメンだと150g前後らしいので、まさに残業で小腹が空いたときや、おにぎりなどと一緒に食べると良さそうな感じです。
ちなみに自動販売機の場所ですが、半蔵門駅のA5出口を出て左方向に出て、すぐの交差点を左折、少し歩いた右側です。目立つのぼりがあるのですぐに分かると思います。
半蔵門まで行けないけど食べてみたいという方は、楽天市場で売っていたのでそちら(↓)を通販すると良いカモですよ。