ネット音楽配信がCDシングルを抜く

ネット音楽配信が初めてCDシングル抜く…携帯が9割という記事より。

音楽をインターネット上からダウンロードして購入する有料音楽配信の2006年の市場規模が、前年比56%増の534億円となり、CDシングルの生産額(508億円)を初めて上回ったことが、日本レコード協会の調べで23日分かった。

内訳としては「携帯電話へのダウンロードが482億円(9割)」ということで、ネット音楽配信のほとんどは携帯電話でダウンロードされていることが分かります。

世界はそんなことになっていたのですか‥‥。携帯電話じゃないから、知らなかったよ‥‥。

楽曲の一部を100円程度でダウンロードできる「着うた」は246億円、全部を取り込む「着うたフル」(300円前後)は179億円。

楽曲の一部でも良いということは、着信メロディとして利用されるケースが多いということなんでしょうかね。アルバムを通して聞くというよりは、いろいろなアーティストの好きな曲だけ聞きたいというニーズなんでしょうね。

ネット配信を除く既存音楽ソフトの生産額は4084億円で、1998年に6074億円を記録して以降、8年連続で減少している。

携帯電話の音楽配信も進んでいますから、いずれこの数字も互角に近づいていくのでしょうね。