コンサルタントの“メガネ”で眺めた受験術という記事より。
先日、クライアントとのお酒の席で、場も和んできたころに突然、こんなことを聞かれた。「ところで鈴木さん、『ドラゴン桜』ですけど、あのやり方は本当に通用するんですか?」。
東大出身の筆者がクライアントから聞かれ、読んだことのなかった「ドラゴン桜」を手にしたそうです。
その内容を読んでみての感想が「『ドラゴン桜』で描かれているやり方は、実は通用するのだ」ということなのです。
マンガの世界のお話かと思いきや、
なぜなら、ここにひとり、このやり方で25年前に実際に東大に現役合格した実例が存在しているのだから(僕のことである)。
ということで、実際に同じ方法で受験に合格していたのだそう。
その方法とは‥‥
同じことが『ドラゴン桜』にも描かれている。合格する確率が高いのは東大理I。そして数学、理科、英語、国語……どれも「広く」「浅く」「確実に」点を取れれば、東大は難しくないとマンガにある。特に「東大理Iを狙うなら、国語に力を入れるべき」とアドバイスしているのだ。僕のケースと全く同じで、『ドラゴン桜』を読んでいて驚いてしまった。
実際に国語で差をつけるべく、毎日1時間をあてて勉強し、高校3年生の春まで野球にあけくれていた筆者は見事、東大に合格したのだとか。
いきなり受けた東大模試で「合格可能圏」という判定になるのだから基本的にはできる人なのだと思いますが、その後に国語で差をつけるという戦略を考えられるかどうかがポイントですね。
受験勉強していたときは、そんな戦略なんて考えたことなかったなー。物量作戦でしたから。そこで戦略として受験勉強を考えられる人が、東大に入っていくということなのですね。
ついでに娘さんの勉強方法をカイゼンしていく話も出ているのですが、子供がいる人は参考になるのではないでしようか。