Jリーガーには4月生まれが多い

早生まれは得?損? 微妙な“格差”埋める動きもという記事より。

トップリーグであるJ1に所属する選手たちの数を誕生月別に調べたところ、トップが4月で73人、次が5月で64人と、生まれが4月に近いほど数が多いという傾向が現れた。

早生まれの子供が「幼少期においては体格・体力や学力などにおける同学年児との差が指摘されている」そうです。

それでこのJリーガーの生まれ月のデータが紹介されているのですが、これって意外に結構な有名な調査結果ですよね。

「同学年が一緒になって運動すると、早生まれの子供は4月生まれと比べ、体格面でどうしても劣る。すると、『自分は運動ができない』という意識が根付いてしまい、運動から離れるのではないか」

このような分析がされています。ぼくが知っている話だと、どうしても手本になるのは成長の早い子供たちなので、そういう子供たちがさらに上手になっていく、というような話を聞いたことがあります。

ただし、早生まれだから劣っているということではなく、最近ではその解決策として、Jリーグでは、

学年別ではなく能力に分けた指導や、スクール入校時期を4月に集中させず、年に2回にするなど、早生まれの子供も取り組みやすい態勢作りを各クラブに指導している。

というような取り組みをしているということです。

特に影響が大きいのが小学校入試ということで、「誕生日ごとにグループ分けして、一般入試を行っている」という試みをしている小学校もあるのだとか。

確かに、小さい頃の1年というのは大きいです。