2024年10月下旬、仕事で「エティハド航空」を初めて利用しました。路線は
成田空港からアラブ首長国連邦のシェイクザイード国際空港への直行便で、使用機材は「エアバスA350」です。
17時くらいに出発し、時差(日本から-5時間)の関係から当日の深夜0時過ぎに到着するというフライトで、登場時間は約12時間でした。
エティハド航空「エアバスA350」デラックス席
アラブ首長国連邦というとドバイのエミレーツ航空もあり、なんとなくお金持ちの航空会社というイメージがあります。
とはいえ、搭乗したのはエコノミークラスのため、感想としては普通のエコノミークラスだったかな、ということになります。
「エアバスA350」の座席は3x3x3列でした。事前のチェックインで通路側の席を確保。ただし、チケットをよく確認したところ、どうもデラックス運賃となっているのです。
それで、足元が広めのデラックス席(席種はエコノミー)を確保することができました。
復路はノットデラックスだったので、往路の足元が広かったのだということがよく分かりました。その代わりズルーって座って腰が痛くなりました。
エティハド航空「エアバスA350」機内エンタメ
機内エンターテイメントの機材は最新だと思います。全席に、手持ちのBluetoothヘッドホンをペアリングして使用できる13インチのスクリーン。
ただし、映画は日本語字幕や吹き替えのものは見つけられず、基本的には航路表示マシーンでした。
機内アナウンスは随時、日本語でも行われましたので、英語やアラビア語が苦手という人も安心して良いかと思います。
暗くて見えにくいですが、画面左下にはUSB-A、USB-Cの充電ポートがあります。
機内ではモバイルバッテリーは使用不可というアナウンスがあった気がするので、USBポートから充電しましょう。
画面の下にスマートフォンやタブレットが乗るくらいのパーソナルデバイスホルダーがあり(手前に開くと出てくる)、これがスマホの動画を観るのに便利でした。
エティハド航空「エアバスA350」機内食
機内食は離陸後と着陸前に出てきました。離陸後は気流が安定せず、3時間くらい経過してからだと思います。
機内食は1回なのかと想っていたところ、着陸の2時間くらい前に2回目が提供されました。
チキンとナントカと言っていてナントカが分からなかったのでどちらもチキンにしました。チキンはライスとの組み合わせでした。なおナントカはパスタだったようです。
異国情緒という感じでもないかなと思いつつ食べると、味は普通に美味しい感じ。チキン弁当ですね。クリーミーなデザートはどちらも甘さも程よく美味しかったです。
エティハド航空「エアバスA350」搭乗した感想
最初にも書きましたが、普通のエコノミークラス体験だったと思います。ただ約12時間の長時間フライトなので、可もなく不可もなく過ごせるというのはとても大事です。
個人的にとても良かったものが1つあり、それがこのヘッドレストです。
あらかじめL字になっており、これが寝るときにもたれかかるのが本当に良くて。折り曲げられるタイプが一般的だと思いますが、最初からL字になっているのは角度や強度の面でも良かったです。
アブダビではヨーロッパに向けてのトランジットの人も多いのだと思いますが、成田からアブダビ行きの便は概ね満席の人気路線でした。今後、搭乗する人の参考になれば幸いです。