「ウェブ魚拓」というサービスがありました。
これはページを記録するサービスです。『ニュース記事を引用するためにリンクを張ったら、リンク先の記事が削除されてしまった。 後から読みに来てくれた人には意味が伝わらなくなった』というような事態を避けることができます。
URLを入力すると、そのURLのコンテンツをキャッシュとして保存してくれるサービスです。無料で利用可能です。
Wayback Machineが自動的にウェブサイトをアーカイブしているのに対して、「ウェブ魚拓」は手動によるアーカイブと言えるでしょうか。
試しにはてなのトップページをキャッシュしようとすると、既に誰かが過去に「ウェブ魚拓」でキャッシュしていたことが分かります。
新規で取得することもできるし、過去のキャッシュをそのまま利用することも可能です。
初めて取得されるキャッシュの場合は、利用規約などが表示されるようになっています。
もちろんいろいろなサイトをキャッシュしておくことにも利用できますが、リニューアルやサイトをちょっといじる前に、キャッシュとして残しておくという使い方も便利かもしれませんね。
なお「ウェブ魚拓+」という、ブログからの引用を意識したバージョンもあります。
キャッシュに引用設定をして、その部分を強調することができる機能です。
強調部分がボールドになり、それ以外の色が薄くなっているのが分かるでしょうか。