東京、わずか7分間で3ゴールという記事より。
まずMF今野が前線に飛び出して左足でネットを揺らすと、4分後には途中出場のMF鈴木が右足ミドル、同39分にはMF石川が右足逆転ゴールを決めた。
前日の試合で、浦和レッズが川崎フロンターレと引き分けたので、勝ち点差6がどうなるかと気になってガンバ大阪の試合を見ていたのですが、この大逆転劇には驚きました。
前半の出だし、FC東京の動きがもの凄く良かったのです。これはもしかすると? と思っていたら、数少ないチャンスから播戸に決められてしまいました。
流れは変わってしまったのですが、FC東京自体は調子が悪く見えなかったので、ボールの収まらない平山を変えると‥‥と思ったら案の定、平山代わったらF東京逆転ということに。
「平山が代わってイヤだなと思った。あのまま(交代しないでほしい)と思った」という敵将・西野監督の言葉がすべてを物語っていた。
マークがキツイというのはあるのでしょうが、なんとなく平山はまだチームにフィットしていない印象でした。もともとFC東京が、ロングボールを放り込んで、というチームではないと思うので、チームの特性とも関係しているのかもしれません。
今野は「2-2になった時に守るか攻めるかで迷ったが、スタジアムの雰囲気がいけいけムードだったので、もう1点取りにいった。勝ったのはサポーターの力です」とコメント。ホームの利、ですね。
東京サポーターは、勝利に酔いしれた夜だったでしょう。
ガンバ大阪にしてみれば、2-0の時点で播戸を変えたのも、微妙に影響したかもしれません。
7分で3失点 G大阪まさかの逆転●によれば、
西野監督は「遠藤の代わりは今のうちにはいない。中盤でためをつくれなかった」とうなだれた。
ということで、最近の試合の状況を見ると、2点や3点を取っているのに勝ち切れていなかったので、守備面に不安を抱えているようですね。
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しかし後半30分すぎから猛反撃に遭った。まず32分にMF今野に決められて1点差。36分、途中出場のMF鈴木のミドルシュートで同点にされると、39分にはMF石川に勝ち越しゴールを決められ、まさかの逆転負け。4試合勝ちなしで、首位浦和との勝ち点6差を詰められなかった。
手痛い取りこぼしで、首位・浦和の背中が遠のいた。残り6試合。DF宮本は「こういうゲームをしてたら優勝する資格はない」と、厳しい表情を浮かべた。もう負けられない。しかし、大きな柱を失った“家”は傾きが止まらない。
G大阪は播戸が日本人最多タイとなる今季16点目を決めるなど前半を2―0とリードしたが、後半に3連続失点した。
勝ち点は56のままで、首位浦和との差は6。川崎が勝ち点55で3位に続いている。