ジーコジャパン成長のメカニズム – [コーチング・マネジメント]という記事がありました。
見事に3大会連続のW杯出場を決めたジーコジャパン。戦略・戦術の不在など数多くの批判にさらされながらも、海外組と日本組との融合を行い、結果を創ったチームの強さのメカニズムとは?
何かと批判にさらされるジーコジャパンが、なぜ成長したのか、というのを分析している記事です。
音楽に例え、バンドマスターが抜け混沌としていた状態から「メンバー同士が意識を強く向け合い、メンバーが音のやり取りをするなかで、新しいリズムをお互いで創り出している」というところに到達した、とい分析です。
実はぼくもジーコに懐疑的な一人なのです。ジーコに懐疑的というよりは、監督未経験者をいきなり代表監督に据えるサッカー協会に懐疑的なのかも知れませんが。
中田や宮本に言われるがままにシステムを変更したり、選手に任せたり、自主性を育てたと言えないこともないと思うのですが、そうなるとジーコでなくてはならない理由というのが見あたらないのです。放任主義を貫けるのはジーコだったということなのか‥‥。
それとも、ようやくチームがまとまってきたのを見計らって、ここからジーコ采配が輝き出すのでしょうか。ワールドカップに出るのはもう当たり前で、どこまで進めるかが今の日本代表には求められています。選手の自主性だけで勝ち進むのは難しいでしょう。
選手に自主性が生まれ成長し、そして今度はジーコがチームとして成熟させていく番なのだと思います。とか書いていますけど、意外にサポーターはそういうところを冷静に見ている気がしますね。