米Apple フィル・シラー上席副社長インタビュー〜Appleは「家電メーカー」に進化するという記事より。
コンシューマエレクトロニクスの範囲も、最初は音楽だけだったのものから、TV番組や映画へと広がっている。確かに、これからAppleを呼ぶ場合には、コンシューマエレクトロニクスメーカー(家電メーカー)といった方がいいかもしれませんね。
Appleの副社長であるフィル・シラー氏にインタビュー記事です。
「今後は、ITメーカーというよりも、家電メーカーといった方が適切なのでは」という問いに対して、Macというビジネスの視点からはITメーカーだけれど、iPod、iTunesの広がりを考えると音楽からテレビ、映画に範囲が広がっているので、「コンシューマエレクトロニクスメーカー(家電メーカー)といった方がいいかもしれませんね」と答えています。
のこ受け答えを読んでいて、Apple製の冷蔵庫ってどんなんだろう? と思わず想像してしまいました。タッチパネルがついていて、iTunesにアクセスできたりして。逆にiTunesから冷蔵庫の温度をコントロールできたりして。そんなのあり得ないですけど。
「Appleが推し進めてきたデジタルハブ戦略がいよいよ現実のものになるということですね」という質問も出てくるのですが、何年前でしょうね、最初にJobsがデジタルハブを語ったのは。
あまりデジタルハブというキーワードが表に出てくることはなくなりましたが、それでも着実に何年も前から描いていたビジョンに向かって進んでいる訳ですよね。それをずっと見て来られたのは幸せなことかもしれません。
iTVに関しては、
iTunesやiPodに収録されている音楽や写真、ムービーといったコンテンツを、なんとかリビングルームでも見られないか、より幅広い生活シーンのなかで活用できないか、という強い要望に応えたものなのです。
ということで、あくまでも顧客の要望に応えたものだ、としています。
10月から始まった2007年度のキーワードは「イノベーション」だそうです。まだまだ世界を変えてしまう訳ですね。