吾妻ひでお「うつうつひでお日記」を読みました。失踪日記以前のお話ということで、失踪日記を読んでからと読むと良いでしょうか。
「吾妻ひでおが描く事件なし、波乱なし、妄想ありの日々の記録」というこど、本当にオチがなくて日記なのですよ。こんな本を読んだ、こんなものを食べた‥‥しかも食べているものは毎日同じという。
最初はけっこう読み進むのが厳しかったのですが、慣れてくるとどんどんとページを繰ってしまう自分がいました。
淡々と記録される日常。考えてみれば、ブログのライブ感も漂ってきたり。ただ、ブログだったらこれだけ読めなかったかもしれません。
一つ嬉しい発見があったのは、吾妻ひでお氏が、納豆とキムチを混ぜて食しているところです。実はぼくもこれ大好きで! 好きで好きで! ぼくの場合、正確には「キムチの素」と納豆なのですが、これがまあ、ピリ辛でうまくて!
ということで仲間発見です。