Netflix CEO「Apple Vision Proの市場は小さくNetflixユーザーに関係がない」

Appleが2024年2月2日に発売する「Apple Vision Pro」向けにYouTubeやSpotify、Netflixなどのアプリが提供されないことが明らかになっていますが、NetflixのCEOがインタビューに答え「市場は小さくNetflixメンバーに関係がない」とコメントしたそうです。

AppleInsiderが、Netflix CEO says Apple Vision Pro market is irrelevant for nowとして伝えているものです。

Apple Vision Pro has been deemed irrelevant to Netflix users according to the company’s CEO, but “we’ll see where things go.”

Netflixアプリが「Apple Vision Pro」にない理由

NetflixのGreg Peters CEOがStratecheryのインタビューで「Apple Vision Pro」は市場が小さすぎるため、努力に見合った見返りが得られないという主旨の回答をしたそうです。

NetflixはAppleと話し合いをしているものの、まだ市場規模は小さく、ほとんどのNetflixのユーザーに関係がないことから、投資に見合う利益が得られないという判断をしているとのこと。

ぼくの観測範囲では、購入しているのはメディア関係者や開発者で、確かにYouTubeやNetflixを見たいという人は少ないような印象はあります。

もちろん巨大シアターのような使い方もできますが、数千ドルするデバイスですから、何かを生み出すほうに使うべく購入している人が多いのでは、とも思います。

ただし、Appleからのインセンティブがあれば、Netflixアプリがリリースされる可能性もあるということです。

Netflixは「Apple Vision Pro」のSafariで視聴することは可能です。