TwitchストリーマーのFilianが「第1回 VTuberアワード」を開催

約80万人のフォロワーがいるTwitchストリーマーのFilian(フィリアン)が「第1回 VTuberアワード」を開催したことが、TechCrunchでレポートされていました。The first annual VTuber Awards was a win for VRという記事です。

Filian, a streamer with over 766,000 Twitch followers, hosted the first annual VTuber Awards last weekend.

「第1回 VTuberアワード」が開催

どんなVTuberが受賞したかは、コチラからチェックしてください。

個人的には、VTuberがどんな風にアメリカのテックメディアでレポートされるのかが興味深かったです。

記事のサブタイトルには「アニメの猫娘は技術革新の最前線にいます(Anime cat girls are at the forefront of tech innovation)」となっており、これはFilianのアバターですね。

VTuberについても、次のように説明されています。

VTubers, who typically present with animal ears, exaggerated features or raunchy outfits, are often written off as lewd anime streamers. The genre started in Japan in the early 2010s as an offshoot of idol culture, and took off outside of Asia when VTuber production company Hololive debuted its first English-speaking streamers.

VTuberは通常、動物の耳や大げさな顔立ち、淫らな衣装で登場するため、しばしば淫らなアニメストリーマーとみなされ軽視されることがある。VTuberのジャンルは、アイドルカルチャーの分派として2010年代初頭に日本で始まり、VTuberプロダクションのホロライブが初めて英語圏のストリーマーをデビューさせたことで、アジア以外の国でも流行した、と説明されています。

Wikipediaでホロライブを運営するカバー株式会社をチェックすると、中国の動画共有サイト「bilibili」と正式契約したのが2019年、インドネシアの女性VTuberグループ「hololive Indonesia」と、英語圏における女性VTuberグループ「hololive English」が2020年なので、VTuberが世界に伝播したのはつい最近とも言えますね。

「VTuberがYouTubeに投稿することで、VTuberの大規模な需要が生まれた」と、Filianは説明しています。カルチャーとしても、世界中に広まり、根付きつつあるということでしょう。

本当かどうか分かりませんが、アバターをデザインする人よりVTuberの方が多いという話をネットで見かけたときに、本格的な盛り上がりを感じました。

記事ではスタジオから配信している様子や、機材なども写真でレポートされていますので、VTuberイベントの舞台裏が気になる人は、ぜひチェックしてみてください。