ぼくも「iPhone 14 Pro」を使っているので気になる話題です。購入1年も経たないうちに「iPhone 14 Pro」のバッテリー最大容量が著しく低下したという報告が相次いでいるのだとか。
9to5Macが、iPhone 14 Pro battery health and capacity complaints mountとして伝えています。
iPhone 14 Pro users are growing increasingly concerned about the state of their iPhone’s battery health. A number of iPhone 14 Pro users have taken to Twitter, Reddit, and more to share screenshots of their deteriorating battery capacity – less than one year after the iPhone 14 Pro was officially launched.
「iPhone 14 Pro」のバッテリー劣化
iPhoneのバッテリーの最大容量は、次のようにして調べることができます。
設定>バッテリー>バッテリーの状態と充電
発売と同時に購入し、使い始めたぼくの「iPhone 14 Pro」のバッテリーの最大容量は「92%」でした。
なんとも微妙な数値というか‥‥ただ、予想よりも減っているという感覚はあります。このままさらに1年使ったら、80%台前半になる可能性もありそうですからね。
3年くらい使った「iPhone 11 Pro Max」が、手放すときに84%だった記憶がありますので「iPhone 14 Pro」の減り方は少し早いのかもしれません。
Appleによると、iPhoneのバッテリーは「通常の条件下で動作する場合、500回の完全な充電サイクルで元の容量の最大80%を保持するように設計されている」ということです。
「iPhone 14 Pro」にしてからはバッテリーの持ちは良いと感じていたので、フル充電する回数も減っているようには感じていたのですが。
様々なユーザーがスクリーンショットで「iPhone 14 Pro」のバッテリーの 最大容量を公開しているそうですが、9to5Macの取りまとめによると以下のようになっています。
Aaron Zollo: 90% max capacity
Apple Hub: 89% max capacity
Lon Siedman: 88% max capacity
Jon Rettinger: 90% max capacity
MilesAboveTech: 86% max capacity
Robert Rosenfeld: 93% max capacity
Andrew Clare: 90% max capacity
TechDaily: 89% max capacity
Matou Ecureuil: 88% max capacity
Brandon Butch: 91% max capacity
さすがに80%台というのは減り過ぎのような気はしますね。
9to5Macでは、Appleが数値を計算するアルゴリズムを以前のモデルから調整した可能性がある、iOS 17ベータ版を使っていると最適化されていないため影響がある、Always-On Displayが影響している、といった理由を推測しています。
ぼくはiOS 17ベータ版もAlways-On Displayも使用していないですが。
Appleは「最大容量」が80%を下回るとバッテリーの交換を推奨しています。バッテリー交換の料金はコチラから確認できますが「iPhone 14 Pro」は14,900円です(AppleCare+に加入の場合は0円)。
他のモデルと比較してどうなんだろうと思うのですが、9to5Macによると、Xに寄せられた「iPhone 14 Pro」ユーザーからのフィードバックによると、この数値は例年よりもかなり早く低下しているということです。