Appleが1976年に誕生してから、30年です。
ぼくが初めてAppleを知ったのは、確か小学校5年生くらいの時に図書館で借りてきた本でした。確か、二人のリンゴを作った男というようなタイトルで、まさにApple Computerについて書かれた本だったように記憶しています。
が、実際にコンピュータに関する書籍の中の一節だったのかもしれません。ガレージの中で生まれたコンピュータというのは、小学生で“マイコン”に興味を持ち始めていたぼくにはかなり衝撃的でした。
18歳で初めてMacを手にしてから、15年が経ちました。Macユーザとしては、Appleの30年の歴史のちょうど半分を一緒に過ごしてきたことになります。今では思い出すことも少なくなりましたが、9インチのモノクロ画面で何でもできたんだよなぁ。
Appleはコンピュータを作っているのでは、カルチャーを作っている。
ということで、Appleの30周年に関する記事をいくつか。
9インチの小型白黒画面と3.5インチフロッピードライブを搭載し、奇抜な形をしたMacは、多数の熱狂的ファンを即座に獲得した。このブームは後に「Mac教(Cult of Mac)」とまで呼ばれるようになった。
Appleの旅は1976年、2人の大学中退者——マーケティングのやり手のジョブズ氏と、その友人でエンジニアリングの天才スティーブ・ウォズニアック氏——がエイプリルフールの日に共同経営を申請したときに始まった。
「シズル(購買意欲をそそる要素)」に関する限り、MicrosoftがAppleを上回ったことはほとんどない。