Apple、ヘルスケアアプリに感情トラッカーや目の問題の追跡など機能追加か 〜その後にAIヘルスコーチもリリース予定

Apple healthcare ios17

若い時分にはヘルスケアアプリのことなんて気にしなかったのですが、歳を重ねますと、そのありがたみや便利さが身にしみて分かってくるようになります。このためだけにでもiPhone&Apple Watchを使うべきなのでは、と思うほどです。

Appleのヘルスケアアプリはまだまだ進化の途上。ということで、感情をトラッキングする機能や目の問題の追跡など、その後にAIヘルスコーチといった機能の追加も予定されているようです。

AppleInsiderが、Apple to expand Health services to include mood & eye trackingとして伝えています。

Apple reportedly plans to release an AI-powered health coach and tools to track a person’s mood, and the Health app might finally be available on the iPad.

自分のことって、なんとなく分かっている気になるのですが、実は最もよく分かっていないのが自分自身なのでは、と思ったりします。

感情のゆらぎや気分をはじめとして、実に曖昧です。数値もしっかりログを残しておかなければ、比較することもできません。それこそ気分次第でどうとでもなってしまうのです。

そういうこともあって、日々、健康のログを取り続けてくれているヘルスケアアプリは貴重だと思っています。

Bloombergが発行するニュースレター「Power On」のMark Gurman記者が、Appleはコードネーム「Quartz」と呼ばれるコーチングサービスのことを報じているそうです。これはApple Watchを使は、運動や睡眠・食習慣の改善など、人々のモチベーションを高めることを支援する機能だそう。

この取り組みの一環として、iPadを業務で使用する医療従事者向けに、ヘルスケアアプリが「iPadOS 17」に搭載されるとも伝えられています。

ヘルスケアアプリは、2023年に感情と近視を含む目の問題を追跡するツールが追加される可能性があるそうです。最初は質問に答える形式ですが、いずれはアルゴリズムによって発話などから推測することをAppleでは計画しているようです。

リリース間近と言われるAppleのMRヘッドセットにも、瞑想やワークアウトプログラム「Fitness+」の利用など、健康関連の機能が搭載されるとも噂されています。