小野浦和復帰濃厚 クラブ間で合意という記事より。
浦和とフェイエノールトは15日、MF小野伸二(26)の浦和復帰にクラブ間で合意に達した。移籍金は推定250万ユーロ(約3億5000万円)で、欧州の移籍市場が開く来年1月1日付で浦和が所有権を持つ。
あくまでも所有権がフェイエノールトから浦和レッズに移るということで、現状ではレッズでプレーするかどうかはまだ分かりません。
移籍金は3億5,000万円で、犬飼社長は「これで浦和が小野の所有権を持つことになった。あとは条件と小野の意思次第」と語っています。
伸二自身はリハビリで浦和を訪れていた11月に「欧州の他のクラブに移籍したい。でも、それが実現しなかったときには、浦和でまたやれたら楽しいですね」と犬飼社長に語っていたそうです。
リップサービスも含まれているでしょうが、欧州で移籍できない場合の選択肢の一つとしては、慣れ親しんだ浦和というのは考えられます。ケガをした時に通う病院もありますし。
伸二の事務所では「本人はまだ欧州でプレーしたいと思っている。ほかのクラブでやるか、フェイエノールトでやるかを含め1月以降も欧州でやると考えている」とコメントしています。
欧州で移籍できるチームがあれば、それに越したことはないでしょう。しかしケガがちで今シーズンもほとんどプレーしていませんから、名乗りをあげるクラブがどのくらいあるか、ということもあると思います。年俸も安くはないでしょうし。
そう考えると、ドクターがいる日本でケガを治療し、浦和で1年くらいプレーをして、再度海外に渡るという選択肢もあるのかな、と。
戻ってきてくれ、とは言いませんが、仮に戻ってきたとしたら、来年の浦和は凄いことになるのではないでしょうか。中盤に小野伸二。リーグチャンピオンも、より現実的なものとなります。