ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営するモイ株式会社が、ウェブブラウザだけでユーザー同士が3Dキャラクターを使って自由に交流できる3Dバーチャル空間サービス「ツイキャスVV」のベータ版をリリースしました。
3Dバーチャル空間サービス「ツイキャスVV」
メタバースやVtuberなどVR、3D空間や3Dモデルの活用が増えていますが、3Dモデルを用いたコミュニケーションの多くは機材や準備が必要となります。
一般的なライブ配信で行われるような「ゲームをしながら雑談配信を長時間ゆっくり楽しむ」といった用途には、ゴーグルによる視界の遮りやセンサー等による身体動作の制限が障壁になる場合もあります。
そうしたことに対応するため「ツイキャスVV」は「配信を楽しむために最適な3D空間」の構築を目指して開発されたそうです。
「ツイキャスVV」では、各ユーザーが自分の空間＝ルーム（ライブステージや無人島など切り替え可能）を作成し、ライブ配信をすることができます。
アバターは予め用意されたものを利用できるほか、他のユーザーが公開登録したキャラクターの選択、VRMモデルのアップロード機能が利用できます。
大型モニターが設置されていてルームもあり、配信中のツイキャスの映像を3D空間内で流すことができ、友だちやゲストと一緒に上映会などを行うことも可能です（配信者は招待URLを共有することが可能）。
「ツイキャスVV」には自分の視点映像や「ツイキャスVV」の3D空間内に設置されたカメラの映像をそのまま配信するための「ブラウザソースURL」が用意されており、OBSなどのツールを用いたライブ配信も手軽に行うことができます。
スマホでもブラウザだけで動く、快適に配信できる、コミュニケーションが楽しくなるといった、これまでの3D空間の中でも特に配信者にやさしいシンプルで手軽なサービスとなっているそう。
動作環境
本機能は以下の環境での利用をサポートしています。
Windows：Microsoft Edge (Chromium版)、Google Chrome
Mac：Google Chrome、Firefox
Android：Google Chrome
※WebGL 2.0をサポートするブラウザに限る
なお、iOS Safari（iOS 15以上のみ対象）については、現在時点では「対応予定」となります。
（プレスリリース）
