近年、頻繁にアップデートを繰り返して変わりつつあったTwitterが、さらに大きく変わる時がやってきました。テスラCEOのイーロン・マスク氏が、440億ドル(5.6兆円)でTwitterを買収する契約を締結したことが発表されています。
米ツイッター、マスク氏の買収提案受け入れへ 25日にも発表=関係筋というニュースがあったのが、日本時間の4月25日21時56分です。
複数の関係者によると、 米ツイッターは、米起業家イーロン・マスク氏が提示した1株当たり54.20ドル、総額430億ドルの買収提案を受け入れる見込み。
取締役会が決定すれば25日中にも発表されるとみられていたのですが、26日4時10分に買収の契約締結が報じられました。マスク氏、ツイッターを440億ドルで買収 株価6%上昇です。
数百万人のユーザーを抱えるツイッターの経営権はマスク氏に移り、ツイッターは非公開化する。
Twitterとしては対抗策が尽きたということなのでしょうね。発表を受けてTwitterの株価は約6%上昇しました。
Twitterの株式を9.2%取得して筆頭株主として話題になったイーロン・マスク氏。Twitterから取締役就任を求められるもこれを辞退し、買収へと舵を切りました。
イーロン・マスク氏がTwitterの株式を取得したのは2022年3月14日。取締役就任は2022年4月9日を予定。買収提案は4月14日。そして買収の発表が4月25日となりました。Twitterにとっては激動の2ヶ月でしたね。
非公開企業となるTwitter。アルゴリズムをオープンソース化するという話もあります。Twitterがどう変わっていくのか、期待と不安が入り混じりますが、イーロン・マスク氏だけに驚くようなアップデートがあるのは間違いないような気がします。
↓2009年です。
関連記事
▼マスク氏、ツイッター買収で合意-440億ドル、非上場化へ – Bloomberg
マスク氏は今年1月にツイッター株取得を開始。ツイッターのアルゴリズム偏向や自動生成スパムの多さへの批判を強めた後、今月14日にツイッターを言論の自由のとりでにするとして買収・非公開化案を提示した。
▼ツイッター、マスク氏の買収受け入れ 総額5.6兆円(AFP=時事) – Yahoo!ニュース
マスク氏は買収合意を発表した共同声明で、「表現の自由は機能する民主主義の基盤であり、ツイッターは人類の未来にとって重要な問題が議論されるデジタルな町の広場だ」と表明した。
▼ツイッター “マスク氏からの買収提案 受け入れ合意”と発表 | NHK | IT・ネット
ツイッターのブレット・テイラー取締役会議長は「提案の価値や資金調達の方法などについて深く包括的に評価した。株主にとって最善の道だと信じている」とコメントしています。